試合前の円陣、山下大貴主将を中心に「全員!熱男!」で気合を入れたホークスジュニアナイン。「NPB12球団ジュニアトーナメント」2日目の12月28日(月)、宮崎市のSOKKENスタジアムで「グループC」の2戦目、ジャイアンツジュニア戦に臨みました。
初戦を勝利しており、勝てば決勝トーナメント進出が決まる大一番。相手は昨年までこの大会3連覇中の強豪でしたが、「相手を上回る気持ちで戦っていた」と池田親興監督。7対0、規定により5回コールドの快勝で見事に4強進出を果たしました。
ホークスジュニアの決勝トーナメント進出は2011年大会以来4度目となります。準決勝は「グループD」1位のスワローズジュニアと対戦します(8:40開始、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | R |
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ジャイアンツJr. | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ホークスJr. | 1 | 0 | 0 | 4 | 2X | 7 |
※規定により5回コールド
初回、先頭の関戸康介選手のヒットからチャンスを拡げ、半場陸選手の内野ゴロの間に先制。4回には一塁に出塁した半場選手がけん制で誘い出されるも、果敢に盗塁を決め、さらに相手のミスを誘う間に一気にホームまで生還した。その後も相手のミスを誘う積極的な走塁を続け次々と得点を重ねた。
先発の関戸投手は常時120キロ台後半の投げ込みジャイアンツ打線を圧倒。5回1安打10奪三振で完封した。
ゲーム前に言葉を掛ける池田監督
「相手は3連覇しており強いことは分かっていた。選手たちは相手を上回る気持ちで戦ってくれました。ベンチのムードもこれまでで一番よかった。野球を通じ、勝つことを通じて絆がより深まっていっているのを感じる」
快投を見せた関戸投手
「コントロールミスをしないように気をつけました。少々打たれても守備がいいから大丈夫。スピードも三振の数も気にしないように投げました。(3回は3者連続3球三振)それも特に。僕は一生懸命投げるだけ」
スタメン捕手の香田選手
「(関戸)康介とは普段から同じチーム。いつもよりスピードがあった。コントロールも球のキレも両方あるピッチャー。高めに浮かないように気をつけながらリードしました」
激走しホームインの半場選手
「チームのみんなで力を合わせて勝てたのが嬉しい。足に自信はないけど、とにかく思いきって走りました。(大きな大会だが)緊張はしません。楽しんでやれています」
2015年12月28日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)