チーム史上2度目のファイナリストとなったホークスジュニアのナイン。
12月29日(火)、「NPB12球団ジュニアトーナメント2016 supported by 日能研」の決勝戦に惜しくも敗れて準優勝という結果に終わりました。
池田親興監督は選手たちが悔し涙を流す姿を見て、「みんな、これまで野球で負けてこんなに声を出して泣いたことはあったか? それだけこの3カ月間一生懸命やったということだ。私にはみんなのメダルは金色にしか見えない。この思いややってきたことは人生に必ず生きる。そしていつも支えてくれているご両親や周りの人たちへ、感謝も忘れないでほしい」と語りかけました。
出口雄大コーチや大野隆治コーチ、チームスタッフとして尽力した高波文一スタッフらも最後は涙。チームの完成した強い絆を表すシーンでした。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日Jr. | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 4 |
ホークスJr. | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
先発は関戸康介選手。この日は粘りのピッチングで序盤3回は零封したが、4回に先制を許す。そして5回には3ランを浴びた。
打線は5回1死までノーヒット。5番・植村太陽選手のチーム初安打から流れを引き寄せ、6回にはいずれも代打の松本侑樹選手と越智虎ノ助選手の連続安打、7回も得点機を作ったが、決定打に欠いた。
「残念でした。監督の責任です。選手たちは個々の力はありました。これから先の人生では、勝って泣いてほしい。負けて泣くのは簡単。勝って泣け、と言いたい」
「強くて、仲良くて、本当にいいチームでした。日本で2位。嬉しいけど、悔しいです。将来はプロ野球選手になりたい。憧れはファイターズの中田翔選手。いつかホークスのユニフォームをまた着られるように、がんばります」
準優勝に輝いたホークスジュニアチーム
チームを引っ張った山下キャプテン(背番号10)
2015年12月29日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)