1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ホークス | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 7 |
岩下、国吉、中森、中村稔
石川、東浜、高橋礼、田上
なし
春季キャンプ締めくくりの恒例となった「球春みやざきベースボールゲームズ」が開幕。対戦相手は、3月31日のペナントレース開幕戦で激突する千葉ロッテマリーンズだった。完勝だった。打線は15安打7得点の猛攻。投手は4人で完封リレーを完成させた。
二回裏、ノーアウト一、三塁から中村晃選手がきっちり犠飛を放って先制。三回裏には栗原陵矢選手の中前適時打、中村晃選手の2点中越え三塁打、ホーキンス選手の適時二塁打と打線がつながった。中村晃選手は2打数2安打3打点の活躍。「球春みやざきの試合だけど、公式戦を想定して走者が三塁にいる場面などは『1点を取る』バッティングを意識しています。ペナントレース本番に向けていい場面だったと思います」と振り返った。このキャンプでは昨季終盤につかんだ打撃の感覚を継続していると話し、「例年のキャンプは色々試す。同じことを継続してやったのはプロ16年目で初めてかも」と振り返った。
また、栗原選手は四回裏の打席で三塁打の激走を見せた。「(昨季怪我をした膝のことは)気になりましたし、行けるのかな、走れるのかなと思っていましたが、、無事に着けたので良かったです」と笑顔を見せ、クロスプレーの中でスライディングも敢行できたことに手応えを感じていた。栗原選手は2安打1打点。ホーキンス選手は3打数3安打1打点だった。試合終盤も正木智也選手のタイムリーなどでダメ押しした。
投手陣は石川柊太投手が2回無失点。最速150キロと力強いボールを投げ込んだ。東浜巨投手は制球に苦しみながらも「出力が出てきた」と収穫を口にした。高橋礼投手と田上奏大投手はそれぞれ3回無失点。高橋礼投手は四球2つを与えるも無安打投球で4三振も奪い、藤本博史監督も「ボールが強かった」と評価していた。