2026年2月に台湾で開催される、台湾CPBL球団である中信ブラザーズ・味全ドラゴンズと、福岡ソフトバンクホークス・北海道日本ハムファイターズとの交流試合『台日棒球國際交流賽』の発表会見が台北市内で行われました。日本と台湾、そしてNPBとCPBLをつなぐこの一戦は、野球を通じた国際交流の新たな一歩として台湾野球ファン・メディアからも大きな注目を集めるものとなります。
会見には、福岡ソフトバンクホークスから柳町達選手、北海道日本ハムファイターズ・野村佑希選手、中信ブラザーズ・陳俊秀選手、味全ドラゴンズ・林凱威選手が出席。各チームの選手とも、台湾で交流試合を行うことへの期待と意気込み、そして台湾・日本それぞれの野球ファンの熱量について言及していました。
柳町選手は「台湾も野球への情熱が非常に高いと聞いています。ホークスの野球を現地のファンの皆さんに直接見てもらえる貴重な機会なので全力でプレーしたい」とコメント。強い意気込みを伝えつつ、台湾来訪は4回目となる柳町選手は、台湾での印象や食べたいものを聞かれると「台湾はタピオカが美味しい印象。ミルクティーが飲みたいし、何と言っても小籠包が食べたい!」と、台湾グルメへの期待ものぞかせていました。
会見には城島健司CBOがビデオメッセージを寄せ、現役時代に台湾に遠征試合に来た際の熱意ある台湾野球ファンの印象や、台湾で好きになった魯肉飯(ルーローハン)を滞在中に毎日屋台で食べていたことを語り、会場の笑いを誘っていました。
そして、会見場には台湾出身ハニーズのYi-xinも登場。台日野球ファンの架け橋となれるよう、各チームのチア同士で全力で試合を応援することを誓い合っていました。台湾野球はチアファンの熱量も高いことで有名。選手たちだけでなく、ハニーズの台湾でのパフォーマンスにも注目です。
今回の交流試合は、単なるプレシーズンマッチにとどまらず、台湾と日本のさらなる野球文化の発展と友好関係の深化を目的としています。ホークスにとっても、海外の舞台でチームの存在感を示すとともに、若い選手たちが国際経験を積む絶好の機会となります。
2026年2月、台湾の地で繰り広げられる特別なゲーム。ホークスが見せる熱いプレーと、国境を越えて生まれる新たなつながりに、ぜひご注目ください!