2009/04/20 (月)

杉内投手、6回5失点と打ち込まれながらも2勝目を挙げる

6回5失点も2勝目を挙げたホークス先発杉内投手
6回5失点も2勝目を挙げたホークス先発杉内投手

苦し“勝った”-。杉内俊哉投手が6回5失点と打ち込まれながら2勝目を挙げた。制球に苦しみ4四死球を与えたが、打線の援護と「地の利」に助けられた。
浜風舞うマウンドで、みけんに深いシワを寄せた。「見ての通り。みっともないですね。完投を目指すなら、こんな投球してる場合じゃない」。4回までに5失点。自分に腹が立って仕方なかった。
ボールは上ずり、制球が定まらない。3点先制してもらった直後の2回、無死一、二塁のピンチで痛恨の暴投。高谷裕亮選手のエラーも併発して1点を失い、ベニー選手にも適時打を許した。4回にも同じベニー選手にソロ本塁打を浴びると、2連続四死球から2点を奪われた。「自分でカウントを悪くして、狙い球を絞られた」と反省しきりだった。
ただ、千葉マリンでの「地の利」は健在だった。レギュラーシーズンでは2005年6月28日以来1391日ぶりの勝ち星となったが、逆に2003年7月18日に唯一の黒星を喫してからは6年近く無敗が続いている。試合後は「ラッキーだよ。相性は悪いけど、負けないんだよね」と苦笑いした。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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