2009/04/24 (金)

秋山ホークス、連勝ストップもMK砲は好調をキープ

ホークス先発の大隣投手
ホークス先発の大隣投手

秋山ホークスの快進撃は痛恨の1敗で止まってしまった。9回裏1死走者なし。ルーキー攝津正投手の投じた変化球は高めに抜けた。スレッジ選手にとらえられた打球は、日本ハムファンが待つ右翼席へ。今季2度目のサヨナラ負け。相手ナインの歓喜の姿を目に焼き付けた秋山幸二監督のコメントに、敗因が凝縮されていた。
秋山監督「やっぱり、(同点とされた)7回だったな。救援陣にしわ寄せ?そうだなあ。疲労がきているよなあ」。
今季2敗目を喫した攝津投手は「疲れはないです」と口にしたが、リリーフ陣の登板過多は明らかだ。3日の開幕戦に和田毅投手が完封して以来、17試合連続で先発投手の完投がない。追いつかれた7回裏、同点のホームは3連投の森福允彦投手が四球を与えた稲葉選手に踏まれた。最後も3連投だった攝津投手の抜けた球を仕留められた。
それでも救いは、打線の両軸MK砲が好調をキープしていること。4回表。主砲松中信彦選手が武田投手の高めスライダーを見逃さず5号2ラン。「完璧。いい感触でした」と松中選手が言えば、4番小久保裕紀選手も意地をみせた。先発大隣憲司投手の不調で再び試合をひっくり返されて迎えた5回表。1点差に迫り、なおも2死二、三塁の場面は、松中選手が敬遠されて満塁となった。目の前で歩かされ発奮しないはずがない。「ここで打たんと、って場面」と小久保選手。武田投手の低め変化球をとらえ、2点適時打を放ってみせた。
悔しい結末で再び借金生活となったが、打線は昨季対戦が打率1割9分9厘だった苦手サウスポーの武田投手を7回途中で引きずり降ろした。6回までに10安打を浴びせ、5試合連続となる2ケタ安打もマークした。秋山監督は「先発(投手)に踏ん張りが必要だね」。24日の楽天戦先発は、唯一1人で試合を投げきっている和田投手だ。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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