2009/08/03 (月)
球団

韓国・釜山ロッテジャイアンツ2軍との国際交流試合が実施されました!

8月1日(土)韓国・釜山にて、ホークス2軍と、釜山ロッテジャイアンツ2軍の国際交流試合が行われました。

この試合は、今年で市政交流20周年を迎えた、「釜山・福岡 友情年」の記念事業として実施されたものです。試合会場となった、社稷(サジク)球場は、ロッテジャイアンツのホーム球場。試合前のエキシビジョンマッチなども実施され、試合前から韓国の野球ファンで大いに盛り上がりました。

国際交流試合1
 
国際交流試合2
【試合結果】
 
1
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3
4
5
6
7
8
9
 
H
2
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1
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0
0
0
0
0
3
G
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0
0
3
3
0
0
1
×
7

ホークスは、1回表李貞東投手の不安定な立ち上がりを攻め、中村晃選手の先制タイムリーなどで2点を先取。3回にも高谷裕亮選手のタイムリー内野安打でさらに、1点を追加し、3-0とホークスペースでの試合を展開します。

ホークス先発の高橋徹投手は、3回終わってノーヒットの好投を見せていましたが、4回、朴南燮選手のタイムリーで1点を失うと、続く朴玄升選手に同点2ランを放たれ、試合は振り出しに戻ります。

高橋徹投手は、乱したペースを取り戻せず、続く5回にはノーアウトから3者連続の四球を出し、甲藤啓介投手にマウンドを譲ります。
無死満塁でマウンドを引き継いだ甲藤投手ですが、連続タイムリーで3点を失い、3-6と逆転されてしまいます。逆転したロッテジャイアンツは、4人の投手をつぎ込む細かい継投を見せ、ホークスは4回から9回まででわずか1安打と抑えられてしまいます。

7回からは、故郷・釜山での凱旋登板となる、金無英投手がホークスのマウンドに。
先頭打者を内野ゴロに打ち取ると、宣言どおりの3者凡退で最初のイニングを抑えます。続く8回の裏には、不運なヒットもあり1点を失いますが、この回のすべてのアウトを三振で奪うなど、家族や友人たちの前での凱旋を果たしました。

鳥越裕介監督は、「負けたのは、悔しいです。しかし、すばらしい球場、すばらしいファンの前で、素晴らしいチームと試合ができたのは、本当に良かったと思います。ぜひリベンジしたい」と試合後のインタビューで語りました。

この試合のMVPには、同点の2ランを打った、ロッテ・朴玄升選手が選ばれました。ホークスからは、チーム唯一の2安打をマークした中村選手が、優秀選手賞に選ばれ賞金100万ウォンが贈られました。


中村選手
「交流試合という、特別な試合でいいパフォーマンスを見せれたのは、素直にうれしいです。(2打席連続ヒットのあとの)3打席目は、内角球をいい感じでライトにさばいたんですが、正面だったですね。残念です」

金投手
「緊張は特にしませんでした。アンラッキーな当たりもありましたが、「ヒットを打たれた」ことに変わりはないです。三振も4つ取れたし、自分のボールスピードが上がっているのを実感できました。後は、日本に帰って残りシーズンのなかで、必要な選手として1軍に呼ばれるように、ますます努力してゆきたいと思います」

2009年8月3日掲載
井上 勲(ホークスオフィシャルメディア)

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