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野球教室で小学生にボールの握り方から指導す和田投手 |
和田毅投手が“杉内流”で開幕ダッシュを狙う。来年1月に初の海外自主トレの地にハワイを選んだが「(シーズンで)投げられなかったので、逆に肩も休めることができた。(1月から)徹底的に投げる。スギ(杉内俊哉投手)も投げられなかった04年のオフ(05年1月)にハワイに行った」。これまで方位学を参考にしたことは明かしていたが、もう一つの理由を披露した。
杉内投手は初の海外トレに挑んだ05年、早めに肩を作り上げ、シーズン18勝で最多勝、最優秀防御率、沢村賞などタイトルを総ナメ。和田投手も同様の調整法で来季の巻き返しを期すというわけだ。05年は杉内投手が初めて春季キャンプ初日に捕手を座らせ、投球練習したシーズンでもある。和田投手も「座らせてビュンビュン投げられるようにしたい」と2月1日の全開を意識している。