2010.07.16 FRI
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ソフトバンク、昨日は雨天中止となり、今日から敵地・京セラドームに乗り込み、オリックスとの3連戦。まずは初戦で勝ち星を挙げ、今カードの流れをがっちりと掴みたいところです。
その試合でソフトバンクの先発は、昨日先発予定の大隣がスライド登板し、6月6日以来の1軍復帰マウンド。その大隣は、立ち上がりの1・2回と立て続けに3塁までランナーを進められるも、何とか踏ん張りオリックスに先制点を許さぬ気迫の投球。すると直後の3回、先頭・川崎のヒットなどで2死3塁とし、ここで小久保がレフト線へタイムリー2塁打。ソフトバンク、4番の一打で序盤のうちに先制に成功します。
これで1点の援護点を貰った大隣は、その裏をこの試合初めての三者凡退に抑え、続く4回もしっかり無失点。徐々に投球リズムを掴み、オリックスに反撃の隙を与えません。
調子を上げる大隣を更に援護したい打線は5回、先頭・田上が甘い変化球を捕らえ、レフトスタンドへ第4号ソロ。これで1点を追加すると、更に1死2塁から今度はオーティズがレフトスタンド2階席へ飛び込む第21号2ラン。この回一発攻勢で計3点を加えたソフトバンク。続く6回にも、先頭の代打・松中の内野安打を足掛かりにランナーを3塁まで進め、相手パスボールの間に1点。効果的に中押し点を加え、中盤でリードを5点に広げます。
その後の6回裏、大隣はカブレラ・T-岡田・セギノールとオリックスの強打者を3者連続三振の好投。ところが続く7回もマウンドに登った大隣は、連打で無死2塁1塁としてしまい、ここで降板。すると後を託された2番手・攝津が無死満塁の大ピンチを招くも、後続をねじ伏せ貫禄の無失点リリーフ。
これで傾きかけた流れを引き戻し、直後の8回。先頭・松田が代わったばかりのオリックス3番手・西の初球を捕らえ、グングン伸びた打球はそのままセンターバックスクリーン左へ吸い込まれる第8号ソロ。ソフトバンク、完全に試合の主導権を握り、更に1点を追加します。
6点差をつけたソフトバンク。その裏に3番手・甲藤がT-岡田の第20号ソロで1点こそ返されてしまいますが、5点リードで迎えた9回は4番手・金澤がきっちり無失点。先発・大隣の好投に、打線が先制・中押し・ダメ押しと効果的に得点を奪う理想的な試合運びで、オリックス3連戦の初戦を白星で飾りました。
投げては、先発の大隣が7回途中を4安打・8奪三振・無失点の好投で、4月4日以来・復活となる今季2勝目。先発のコマ不足に苦しむチームに、頼もしい左腕が帰ってきました。また2試合連続の2ケタ安打を放った打線は、3本のアーチで12安打・6得点と完全に復調。
これで2連勝と上り調子の3位・ソフトバンクは、他球場で2位・ロッテが敗れたため、そのゲーム差が「0.5」と再び肉迫。今日のいい流れのまま、まずは明日の第2戦で早々とカード勝ち越しを決め、その後も更に連勝を伸ばしていきたいところです。

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