2010.07.28 WED
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昨夜の藤崎台県営野球場で行われた楽天3連戦・初戦を逆転勝利でモノにし、3年ぶりの8連勝で単独首位に立ったソフトバンク。今日からは戦いの場をヤフードームへと移し、楽天3連戦の第2戦に臨みます。
その試合でソフトバンクの先発は、23日のオールスターゲーム・第1戦でも先発を務めた和田。現在リーグトップタイの12勝を挙げているその和田でしたが、今日は立ち上がりから制球が定まらず、ボール先行の苦しいピッチング。それでも1・2回とランナーを許すものの、何とか楽天打線を無得点に抑え、試合の流れを渡しません。
すると直後の2回裏、打線がその和田を援護。まずは1死3塁2塁から長谷川のレフト前タイムリーで1点。なおも1死3塁1塁のチャンスを作ると、田上が甘く入ったチェンジアップを豪快にフルスイングし、左中間スタンドへ第6号3ラン。この回一挙4点を先制したソフトバンク、ビッグイニングで主導権をがっちりと握ります。
打線の援護を受けた和田は3回、楽天打線を3者連続三振に仕留める圧巻のピッチング。これで完全にリズムを掴んだかのように思われた和田でしたが、4・5回にそれぞれ1点ずつ失い、2点差にまで詰め寄られてしまいます。
楽天の追い上げに遭うと、ベンチは先発・和田を降板させ後半から継投策に入り、まずは6回を昨日・プロ初勝利を挙げた2番手・甲藤が、クリーンナップをわずか9球で三者凡退に抑える好リリーフ。これで傾きかけた流れを完全に断ち切ると、続く7回は3番手・攝津が川崎の好守にも助けられ3人でピシャリ。更に続く8回は4番手・ファルケンボーグも危なげなく無失点と、鉄壁の中継ぎ陣が2点のリードをきっちり守り抜きます。
そしてソフトバンク・2点リードのまま、試合は9回。満を持してマウンドに登った守護神・馬原は先頭・山崎武の2塁打でいきなりピンチを背負うものの、後続をしっかり打ち取り無失点。ソフトバンク、序盤で奪ったリードを「SBM48」と呼ばれる新たな必勝リレーで守りきり、今カードの勝ち越し、そして対楽天戦の今季・勝ち越しも決めました。
投げては、先発・和田が苦しみながらも粘りの投球で5回を投げ抜き、ハーラー単独トップとなる13勝目をマーク。また、ソフトバンク・不動の守護神を誇る馬原がプロ通算150セーブを達成。打っては、川崎・本多・オーティズ・長谷川の計4人が2安打・マルチヒットを放つなど、打線の勢いも未だ衰えを知らず。
これで怒涛の9連勝を飾り、首位の座をがっちりキープしたソフトバンク。明日目指すは、3カード連続の同一カード3連勝。そして、大台の2ケタ・10連勝へと快進撃を続けます。

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