2017/11/25 (土)
選手 CSR

朝倉・杷木・日田の学校へホークス選手たちが訪問

11月25日(土)、ホークス球団と選手会で今年7月に発生した九州北部豪雨災害の復興支援活動の一環として、ホークスの選手たちが特に被害が大きかった福岡県の朝倉地区、杷木地区ならびに大分県の日田地区の計5ヵ所の学校を訪問して地域の子どもたちとふれあうイベントを実施しました。

日田市の戸山中学校会場には、大分県出身の今宮健太選手や甲斐拓也選手をはじめ、寺原隼人投手、吉村裕基選手、森唯斗投手、釜元豪選手、曽根海成選手、古谷優人投手の計8選手が訪れました。

選手たちは生徒たちからの質疑応答に応じ、野球の実演、写真撮影などでふれあいの時間を楽しみました。

子どもたちからの質問では「好きなテレビ番組は?」や「好きな女優さん、お笑い芸人は?」などプライベート感満載の内容に、選手たちも少しタジタジに。また、その中で今宮選手には日本シリーズ第2戦の「神の手」ホームインに話が及び、「じつはヘッドスライディングをしたのはプロに入って初めてだった。とっさの判断でした」とエピソードを披露すると、どよめきと拍手が入り混じる独特な雰囲気を作り出しました。

実技では釜元選手や曽根選手がバッティングを披露。さらに全選手と子どもたちによるキャッチボールは最高潮に盛り上がりました。

訪問を終えた今宮選手は「プロに入って日田の方と知り合う縁があり、毎オフ野球教室を行っています。7月の災害の時は本当に心配しました。僕らは野球選手。今年、日本一になれたことで、被災地の皆さんに少しでも勇気や元気を与えることが出来ればと思いながら、ホークスのみんなは戦っていました。これからも福岡ソフトバンクホークスとして、サポートし続けていきたいと考えています」と話しました。

同じ大分出身の甲斐選手も「災害のニュースを見て心が痛かった。ただ、今日は子どもたちの笑顔をたくさん見ることが出来て安心しました。今年は僕自身試合に出て、たくさんの経験をして、チームは日本一になりました。来年も今年以上の成績を出して、大分の人たちにいい姿をお見せできるよう頑張りたい」と誓いました。

この日は計5か所に計11校の生徒たち、計600名以上が集まりました。

杷木地区・久喜宮小学校会場(参加児童・杷木小、久喜宮小、松末小、志波小)

参加選手…柳田選手、中田投手、二保投手、石川投手、飯田投手、松本投手、谷川原選手、松田選手、明石選手、古澤選手、中村選手、江川選手

朝倉地区・朝倉東小学校会場(参加児童・朝倉東小)

参加選手…加治屋投手、和田投手、田中投手、高橋投手、攝津投手、五十嵐投手、栗原選手、牧原選手、城所選手、真砂選手

朝倉地区・大福小学校会場(参加児童・大福小)

参加選手…武田投手、千賀投手、岡本投手、嘉弥真投手、笠原投手、高谷選手、高田選手、川島選手、三森選手、福田選手

日田市大鶴地区・大明小学校会場(参加学生、児童・大明中、大明小)

参加選手…岩嵜投手、東浜投手、小澤投手、笠谷投手、張本選手、本多選手、内川選手、塚田選手、上林選手

日田市小野地区・戸山中学校会場(参加学生、児童・戸山中、小野小、三和小)

参加選手…今宮選手、寺原投手、森投手、古谷投手、甲斐選手、曽根選手、吉村選手、釜元選手

2017年11月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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