熊本地震の発生からまもなく3年を迎える4月11日(木)、ホークス対ファイターズの試合前にヤフオクドーム8番ゲート横のステージで両チームの監督と選手が協力し合い、被災地復興支援の募金の呼びかけを行いました。
ホークスからは工藤公康監督、熊本出身の大竹耕太郎投手、森唯斗投手、ミランダ投手、モイネロ投手、甲斐野央投手が参加。ファイターズからは栗山監督、上原投手、ロドリゲス投手の3名がホークスと一緒にステージに登場しました。
ホークスでは昨年に引き続き「ファイト!九州」を合言葉に、熊本・大分地震被害復興プロジェクトを推進しています。
また、工藤監督は個人として毎オフ、被災地の復興支援活動に尽力しており、熊本にも訪れています。「風化させてはいけない」といつも必ず口にします。
熊本出身の大竹投手は3年が経とうとしているこの日にも多くの方々が列を作ってくれたことに「ありがたいですね」としみじみ語りました。
そして野球でも熊本を元気に――熊本市のリブワーク藤崎台県営野球場では5月18日(土)に主催公式戦のファイターズ戦が開催されます。この日は「WE=KYUSHUデー」で、選手たちは特別ユニフォームを着用。来場者にもレプリカユニフォームがプレゼントされます。
加えて、6月30日(日)にはウエスタン・リーグ公式戦のバファローズ戦も同球場で行われます。
2019年4月12日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)