4月22日(月)、東京ドームの大きなスタンドが見事なタカガールピンクに染まりました。
史上初開催となった「タカガールデーinTOKYO」には43,063人が来場しました。そのうちタカガールが24,135人来場し、半分以上の割合を占めました。熱くそして可憐な声援が鳴りやまなかった東京ドームで若鷹たちが大躍動しました。
豪華ゲストも来場して試合前から華やかなムードに。国歌独唱は福岡出身の歌手、川嶋あいさんが登場しました。透明感抜群の歌声で君が代を披露。試合前の独特な緊張感がさらに引き締まりました。川嶋さんは「ものすごく広くて、お客さんもたくさんいてめちゃくちゃ緊張しました。ホークスは地元福岡のチーム。特別な思いがありましたし、名誉で光栄なこと。ずっと応援していた身なので、このような日を迎えられたのが驚いています」と話しました。
そして始球式には俳優で劇団EXILEの鈴木伸之さんが臨みました。「小1から中2まで野球をやっていた。肘を壊してやめてしまったけど、プロ野球のマウンドに立てる夢をまた違った形で叶えることが出来て嬉しかったし、気持ちよかったです」と満面の笑顔。元野球少年の実力はホンモノで122キロの快速球を甲斐拓也捕手に投げ込みました。
また、このタカガールデーについて「野球は男の人のスポーツという印象だけど、女性ファンもものすごく見に来やすいと思うし、ピンクのユニフォームもすごく素敵だと思います」と話していました。
試合は3対1でホークスが快勝。ルーキーの泉圭輔投手が好救援でプロ初勝利をマークし、決勝ホームランの内川聖一選手と一緒にお立ち台で“ピンクのエール”の大声援を全身に浴びていました。
2019年4月23日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)