2019/07/03 (水)
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内川選手興奮!F・トーレス選手と並び会見

サッカーJ1サガン鳥栖との「鷹の祭典」コラボイベントが今年も行われます。6年目の取り組みとなりました。

サガン鳥栖では「鷹の祭典2019」と同じ、「チャンピオン奪Sh!ブルー2019」デザインのコラボユニフォームを作成。7月13日(土)に開催される明治安田生命J1リーグ第19節の「サガン鳥栖vsサンフレッチェ広島」(駅前不動産スタジアム・19:30KICK OFF)で、選手たちがこのユニフォームを着用して戦い、かつ来場者全員にはそのレプリカユニフォーム(野球タイプ)を配布するイベントが実施されます。

7月2日(火)、ヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームで両チームがコラボした「スポーツキッズプロジェクト」も6年目を迎えたことを記念して会見が行われ、ホークスからは内川聖一選手、サガン鳥栖からはFWのフェルナンド・トーレス選手が出席しました。

内川選手はかねてから野球のみならず様々な競技に興味を持ち、「出来るだけたくさんの人と会ってみたい」と常々話しています。トーレス選手のことは「もちろんスペインでプレーしている時から知っています」と大興奮。「昨年は駅前不動産スタジアムに観戦に行き、トーレス選手の存在の大きさも感じました。スタンドから1人のファンとして見た時に、このように見えているのかと思い、僕自身もそのような存在にならないと、と改めて感じた」と言います。

今回のコラボ、そしてプロジェクトについても「夢が多様化しているこの世の中で、野球やサッカーに触れるきっかけとして子どもたちには興味を持ってもらえる取り組みだと思います」と大歓迎。また、トーレス選手も「子供の頃に目標を持ったり誰かに憧れるのは大切なこと。スポーツは健康にもいいし、集団の中でルールなどを身につけることもできます」と笑顔を見せました。また、野球というスポーツについては「家の周りの小学校などで野球をやっている姿もよく見かけます。とてもいいモノだなと思います」と話していました。

また、トーレス選手は始球式に登板しました。ベンチ前では松田宣浩選手とキャッチボールをして肩を温めて、いざマウンドへ。四方の客席に丁寧にお辞儀をしてから投げ込んだ一球は大きく逸れてイーグルス茂木選手の背後を通過するボール球となってしまいましたが、甲斐拓也選手が横跳びでキャッチ。練習ではナイスボールを連発していただけに、ちょっぴり悔しそうな表情を浮かべていました。

「こんなに素晴らしい雰囲気のスタジアムで投げられて嬉しかった。スタンドからもスポーツを楽しむという雰囲気が伝わってきました。投球は……もっとカーブを練習しないとね(笑)でも、素晴らしい経験が出来ました」

トーレス選手は今年8月をもって現役を引退する意向を明かしています。それについて内川選手がコメント。「残念に思ったファンの1人ですが、世界を相手に戦ってきて僕らには計り知れない経験をされてきた選手。決断には敬意を表したいし、キャリアの最後に日本を選んでくれたのはうれしく思いました」と話しました。

2019年7月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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