2019/08/05 (月)
選手

【今週の見所】週末は首位攻防が地元福岡で!

首位攻防戦をしっかりと勝ち越してトップを堅守。迫られても追い抜かせないところがホークスの地力です。

長期ロードは最終章へ。6日(火)からはマリーンズとZOZOマリンスタジアムで3連戦です。今季対戦成績は5勝10敗と苦戦を強いられています。しかし、約2か月ぶりに対戦した前回カードでは2勝1敗と今季初の同カード勝ち越しに成功。確かに流れが変わったことを実感しました。今季のマリーンズ戦では本塁打合戦になる傾向があります。ホークスは15試合で28本塁打をマーク。個人別では松田宣浩選手がチーム最多のマリーンズ戦7本塁打(対戦打率.321)を放っており、このカードでも要注目選手に挙げられます。そこにデスパイネ選手が6発(同.275)で続きます。そして今宮健太選手は今季11ホーマー中マリーンズ戦で5発(同.304)を放っており、この相性の良さは見逃せないところです。

10日(土)からは地元福岡に戻って、またファイターズと首位攻防戦に臨みます。今季対戦成績は10勝6敗1分です。ほぼ1週間後の対戦になるため、先発投手はまた同じ相手に投げる可能性が高くなります。やはり最注目は千賀滉大投手です。2日(金)の札幌ドームでの顔合わせでは9回135球、2安打、8奪三振で見事完封勝利を飾りました。千賀投手の今季初完投初完封であり、チームとしても完投投手第1号に。さらに4年連続2桁勝利を達成し、通算52勝は育成ドラフト出身の歴代1位タイとなる様々なメモリアル白星となりました。「8回を投げ終えたところで『まだ行く』っていう目をしました」。エースにふさわしい自覚と責任感。どんどん逞しさを増していく背番号41は、再びファイターズ戦での登板が濃厚で、チームを上昇気流に乗せる快投をしてくれるはずです。

また、夏休み期間中のヤフオクドームはちびっこファンがより楽しめるような施策が様々登場。レフト側外野席後方には今シーズンより新たに誕生した「LEFTOP SPACE」(レフトップスペース)に期間限定で、無料で楽しめるキッズアトラクションが設置されています。試合開始前などの空き時間にぜひお立ち寄りください。

そして12日(月・休)の試合終了後には、ホークス選手の素顔に触れられるトークショー「ロッカールーム」も開催されます。

今週の試合予定

  • 8月6日(火)マリーンズ(ZOZOマリン)18:15 高橋礼投手
  • 8月7日(水)マリーンズ(ZOZOマリン)18:15 スアレス投手
  • 8月8日(木)マリーンズ(ZOZOマリン)18:15 泉投手
  • 8月10日(土)ファイターズ(ヤフオクドーム)13:00 千賀投手
  • 8月11日(日)ファイターズ(ヤフオクドーム)13:00 ミランダ投手
  • 8月12日(月・休)ファイターズ(ヤフオクドーム)13:00 

2019年8月5日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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