2019/10/23(水)選手球団

球団初!3年連続日本一を達成。工藤監督、感激の胴上げ

日本一のビールかけ

3年連続日本一を祝したビールかけは、最高に盛り上がりました。

会場に工藤公康監督やコーチをはじめ選手やスタッフ、球団関係者らが大集合。壇上では最初に後藤芳光球団社長兼オーナー代行が「ラグビーに『ワンフォーオール・オールフォーワン』という言葉があるけど、野球も同じ。野球って素晴らしいんだと皆さんが示してくれました」と一体感で勝ち取った日本一を祝して挨拶。

続いて王貞治球団会長も「見事な4連勝。いつも素晴らしい、よくやったという言葉を言うけど、そんな言葉が必要でないくらいの素晴らしい戦いでした」と労いの言葉を送りつつも、「時よ止まれが本音だけど、我々は歩まないといけない」と王会長らしい言葉も口にしました。

さらに工藤監督は「死力を尽くして戦ってくれた。10連勝はシーズン中もなかった。それをこの大舞台でやってくれたのはすごい。今日はたらふく飲んで、浴びて、騒いで、楽しもう」と最高の笑顔を見せていました。

そして柳田悠岐選手が乾杯の音頭。「終わりよければすべてよし。皆さんの顔を見て、それが本当だと分かりました。今日という日は今日しかない。乾杯!」という掛け声を合図にビールかけがスタートしました。

用意されたビール3000本、コーラ480本、日本酒4樽が一気に噴き出され、約20分間で歓喜の泡となりました。

日本一共同会見

東京都内のホテルにて、日本一共同会見が行われ、工藤公康監督、柳田悠岐選手会長、シリーズMVPのグラシアル選手の3名が出席しました。


【工藤監督】

――今の気持ちは?
「僕自身、シーズンが終わった時には悔しい思いを持っていました。こうやって選手たちが死力を尽くして日本一を勝ちとってくれて感謝しています。口で表せないくらい、胸の中で喜びを感じています」

――気持ちをどのように切り替えたのでしょうか?
「我々は日本一を目指すチーム。悔しさをどうやってバネに変えるか。選手たちと準備、備えをしたことが日本一に繋がったと思います

――胴上げでは10回宙を舞いました。
「選手たちの温かい手が僕の背中を宙に浮かしてくれて、体いっぱいで感じながら嬉しく思っていました」

――4勝0敗のストレートで日本一となりました。
「勝ちたい、負けられない、日本一を絶対にとるんだという気持ちが(結果に)結びついたと思います。選手たちがシーズンの悔しさを日本シリーズで出してくれました」

――巨人の野球はどのように映りましたか?
「原監督は経験豊富で日本一も数多く経験されています。私自身も学ばないといけないところがたくさんあると思っていました。日本シリーズという舞台で戦うことが出来て、勉強になったし、もっと頑張らないといけないという思いにもなりました」

――ON対決以来のジャイアンツとの日本シリーズでした。
「あの時はジャイアンツの選手として日本一になれましたけど、ホークスの監督として強いジャイアンツにどうしたら勝てるかと、自分なりに準備をしてきました。選手たちにも3つの準備(心の準備、体の準備、頭の準備)をお願いしましたが、言うからには自分もしっかりとしないといけないと思っていました」

――打線はチャンスをしっかりと得点にし、相手のミスも突きました。
「クライマックスシリーズの時から選手たちがホームランだけではなく、繋いで、繋いでと意識をしてくれていました。日本シリーズでもそれを出してくれた」

――投手陣は相手バッターの胸元を突く投球を見せました。
「良く攻めたし、勇気のいる投球だったと思います。甲斐拓也捕手が、投手に勇気を持たせて投げさせた。ミーティング、準備がしっかり出来たからだと思います」

――積極的采配にも選手が応えました。
「ホントすごいなと思っていました。点の欲しいところで出ていって、しっかり結果を残す。頼もしく映りましたし、本当に感謝です」

――日本シリーズの中で印象深いプレーやシーンは?
「第1戦の千賀くんのピッチングがチームに勢いをつけました。インサイドをしっかりと攻めたことが、次からの試合につながりました」

――CSファースト第2戦から10連勝です。
「みんなの勝ちたいという思いが、チームを一つにした。それが最大の要因です。うちの選手たちは素直で、頑張るぞと言ったら本当に頑張ってくれる選手たち。いつも助けられています」

――日本シリーズ3連覇を達成です。
「これは選手だけでなく、スタッフ、球団の皆さんが僕のような人間を支えてくれたおかげで勝てました。もちろん選手が頑張ってくれました。だけど、周りのサポートがあって、彼らは技術を磨けます。周りの方々が選手を支えてくれたからだと思います」

――ファンの皆さんへ
「今日の東京ドームのジャイアンツファンの声援は震えるくらい凄かった。でも、ホークスのファンの皆さんが負けないくらい熱い声援を送ってくれたことで、僕らは勇気を持ってプレーできた。福岡からの思いも届いて選手たちは思いきってプレーできたを思います。ここに来ることが出来なくても、心を東京ドームにつないでくれた皆さんがいました。1年間、応援ありがとうございましたと言いたいです」


【柳田選手】

――選手会長として日本一を達成しました。
「日本一という結果を、裏方さんやスタッフ、選手も首脳陣もみんなが喜んでいたので本当によかったなと思います」

――振り返ってください。
「最高のチームだなと思いました」

――シリーズ前は挑戦したいと話していました。巨人はどのようなチームでしたか?
「出てくるピッチャーみんな良かったんで、打てませんでした。でも、打てなくても守備、走塁をしっかりやろうと思ったし、フォアボールでもいいから塁に出てやろうと思っていました」

――内角も攻められました。
「いいところばっか来るなと思ってました」

――打線のつながりはどのように感じていましたか?
「今日のグラシアルもそう、ホームランを打った松田さんもそう。ここで打ってほしいというところで打ってくださった。ありがとうございますという感じです」

――グラシアル選手の打撃はどのように感じましたか?
「最短でバットが出ますし、日頃のトレーニングやランニングの姿も見ている。こういう選手になりたいといつも思っています。ついていきたい」

――自身の打撃は?
「巨人のピッチャーがいいところに投げるし、球も素晴らしかった。最低限、まあ少しはチームの為に出来たかなと思います」

――このシリーズで印象に残ったシーンは?
「今日のグラシアル選手のホームランと、松田さんのホームランです。かっこよすぎて、こんな男になりたいなと思いました」

――ホークスの強さ、魅力とは?
「チーム一丸。そこが一番だと思います」

――ただ、レギュラーシーズンは悔しい結果でもありました。
「シーズンは不甲斐ないというか、チームにすごく迷惑をかけた。何とかしたいと思っていましたが、何とかならなかったんで、オフにしっかり頑張って来季しっかり頑張りたいです」

――3連覇について
「誇りですね」

――ファンの皆さんへ
「ファンの皆さんのおかげで日本一になれました。ありがとうございました」


【グラシアル選手】

――MVPを獲得した今の気持ちは?
「素直に嬉しく思います。ただ、仲間の応援、裏方さんや首脳陣の努力がなかったらこういうプレーはできなかった。ファンの皆さんも含め、ホークスの為に時間を割いてくれている全ての方に感謝をしたい」

――自身の打撃について
「このような結果に繋がっているのは、スコアラーさんが情報などを話してくれるおかげ。それが自分の中ではよかった。助けてくれたし役立った。コミュニケーションがあったから良かったと思います」

――3本のホームランを打ちました。最も印象的だったのは?
「今日のホームランは自分の中で重要だった。いい場面で打てたし、この試合を勝てば日本一という試合。菅野投手も和田さんも凄くいい投球をしていて、その中で打てて嬉しかった。チームや投手の助けになった」

――短期決戦で強さを発揮できるのはなぜ?
「ここまで集中できたのは、役割を明確にしてプレーできたから。さっきも言ったように情報をしっかり与えてくれたスコアラーさんに感謝。また、柳田選手が言っていましたが、彼はバッティングで悩んでも守備などでしっかりプレーをしてくれた。ギータがセンターの守備位置に立ってくれているだけでチーム全体は活気づくんです」

――ついていきたい、と。
「彼はスーパープレーヤー。性格もいい。みんなから頼られる存在なので、このままやってくれれば、ずっとチームに欠かせない選手になります」

――ファンの皆さんへ
「まずは、応援して頂いて、自分たちに力をくれてありがとうと言いたい。ファンが居なかったらこのようなプレーは出来ない。ファンの皆さんも僕らと同じように、この日本一を楽しんで頂きたい」

工藤監督、10度舞う「最高の気分でした」

工藤公康監督がホークスの日本一の回数と同じ10回、東京ドームのマウンド付近でナインの手によって宙を舞いました。

「SMBC日本シリーズ2019」は、ホークスが4勝0敗のストレートでジャイアンツを破り、球団史上初3年連続、通算10度目となる日本一を達成しました。

「最高の気分でした。ありがとうございます」。お立ち台での優勝監督インタビューで、工藤監督は万感の表情を浮かべて、開口一番そう話しました。レギュラーシーズンで2位に終わった悔しさ。工藤監督は「僕がもっともっと出来ることがあったのではないかと反省もしました」と振り返りました。「絶対に日本一になるんだ」と思いを新たに臨んだポストシーズンでは、CSファーストステージ第2戦から一気の10連勝で日本一の頂点まで駆け上がりました。

「コーチ、スタッフ、そして選手のみんなの頑張りで勝つことで勇気をもらいました」。そして「こんな素晴らしい仲間たちと野球が出来て、こんな幸せ者はいないです!」と声を張り上げました。

また、ファンの皆さんの大声援にも感謝を述べました。「ジャイアンツファンの声援が凄くて震えるくらいのプレッシャーだったけど、ホークスのファンの皆さんの声援も凄かった。今日の勝利はファンの皆さんに心から捧げたいです」とも話しました。

3年連続日本一を成し遂げましたが、これはゴールではありません。「みんなで力を合わせて、もっと強いチームを作れるように頑張ります」。ホークスは黄金時代をこれからも飛翔し続けます。

また、日本シリーズMVPには、第4戦で先制3ランを放つなどシリーズ3本塁打を放ったグラシアル選手が選ばれました。優秀選手賞には高橋礼投手、デスパイネ選手、松田宣浩選手が選出されました。

そしてヤフオクドームではパブリックビューイングも行われ、8,159人が来場して、東京ドームで戦うホークスへ熱い思いを届けてもらいました。

球団初!3年連続日本一を達成。工藤監督、感激の胴上げ

「奪Sh!」を合言葉に全力で駆けた2019年シーズン。
ホークスは球団史上初の3年連続日本一を成し遂げました。

10月23日(水)、東京ドームで行われた「SMBC日本シリーズ2019」の第4戦で、ジャイアンツに4対3で勝利。今シリーズを4勝0敗のストレートで制しました。ホークス(南海、ダイエー時代も含む)の日本一は3年連続10度目です。

また、ジャイアンツを破っての日本一達成は1959年の南海ホークス時代以来で、60年ぶりに「打倒巨人」での日本一を果たしました。

レギュラーシーズンは2位に終わり、昨年に引き続きチームもファンも悔しい思いをしました。「でも、日本一になれるチャンスは残っている。一戦必勝。日々新たに。目の前の試合に向かっていく」と工藤公康監督はその思いをいつも言葉にしていました。ポストシーズンでは積極的な采配も数多く見られました。「応えてくれた選手たちのおかげです」。グラウンドに立つ選手はもちろん、ベンチで出番を待つ選手たちも常に最高の準備を行っていたことが秋の快進撃につながりました。まさにチームが思いを一つにして戦ってきました。

今年初めて宙を舞った工藤公康監督。ホークスは令和初のプロ野球王者となりました。時代をまたぎ、タカはこれからもっと高く飛翔します。



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