1月24日(金)工藤公康監督が17年九州北部豪雨で被害が大きかった日田市の2校を訪問し、元気いっぱいの生徒たちと触れ合いました。
午前中に訪問した、大明小中学校では野球部員とのキャッチボールや9学年の全校生徒と記念撮影を行い、直筆サイン入りのカードを全員に手渡しでプレゼントしました。
質問コーナーでは「今年こそリーグ優勝して日本一になってほしい」との「お願い」も飛び出し、工藤監督は「ファンの皆さんも選手も想いは一つ。頑張るのでぜひ応援してほしい」と笑顔で約束。会場の体育館には生徒さんたちの歓声が響き渡りました。
午後に訪問した小野小学校は、長らく浸水被害で校舎が使えず、今月8日に復旧工事を終え、2年半ぶりに校舎での授業を再開したばかり。
全校生徒29名と写真撮影などで触れ合った工藤監督は、苦難に負けず元気いっぱいに歌のプレゼントをくれた生徒たちの姿に、思わず目頭を熱くするシーンもありました。
工藤監督は「学校というのは長い時間を過ごす大事な場所。まずは、みんなが校舎に帰ってこれてよかった。復旧が進んでいるところ、そうでないところとあり、現場に来て見ること、聞くことのすべてを心に刻んで、これからも支援してゆきたい。」と引き締まった表情。
そして、訪問の最後は、小野小学校全校生徒と「S15」の描かれたグラウンドで記念撮影し、大きな笑顔に溢れた訪問となりました。
「元気になってもらおうと思って訪問させてもらったんですが、逆に、たくさんの元気をもらった。ホークスを応援してくれているみんなに少しでも恩返しできるように頑張りたい」と今回の訪問を締めくくりました。