2020/01/27 (月)
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工藤監督が熊本で復興支援野球教室「思い出になったかな?」

1月25日(土)工藤公康監督が、2016年熊本地震で被害を受けた熊本県菊池市と山鹿市で4チームを対象に野球教室を実施しました。

午前中に実施した菊池市のグラウンドでは、小雨を吹き飛ばすような熱血指導が繰り広げられました。

キャッチボールを終えると選手全員をマウンドに集め、「このチームの指導方針と練習メニューは素晴らしい。あとは、君たち選手自身が『何のための練習なのか』をきちんと指揮して練習に臨めば更に効果は上がるからね。これは、股関節かな?とか、これは、体の回旋運動だな、とかね」と「考えることの重要性」を力説しました。
ブルペンでは、身振り手振りを交えて、投手一人一人にピッチングフォームの確認と練習方法のアドバイスを送り、額には大粒の汗。
そしてこの日のクライマックスは、参加選手約68名全員との『真剣勝負』。

工藤監督は、外角低めコーナーいっぱいに決まるストレートや落差の大きなカーブを投げ込み、少年野球全国大会出場を決め、日本代表選手も所属するチーム相手にヒット性のあたりを許したのはわずか数名。
ネット裏で様子を見守る保護者からも「すごい、これは打てん・・・。」と驚きの声が上がっていました。

対戦を終えた工藤監督は「みんな一生懸命野球やってるんだから、勝負するからには真剣勝負でないとね(笑)『あんな変化球投げれるようになりたい!』とか、『工藤からヒット打った』とかさ、みんなの思い出に残る1日になってたら嬉しいな」と笑顔。

被災地支援活動について「みなさんの応援に支えられて野球をやらせてもらっている。被害にあって大変だということを風化させないことが大事だと思う。目には見えないが、心の傷は簡単に消えるものではない。自分には、何ができのるか。これからもずっと考え続けたい」と語り、今後も活動を継続することを誓いました。

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