2021/02/03 (水)
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小久保ヘッド「1カ月完走して、変化し自信を」

2月3日(水)キャンプ第1クール3日目

「ホークス春季キャンプ2021 Supported byスカパー!」はあっという間に第1クールの3日間が終了しました。この日はやや冷たい風が吹きましたが、日差しは温かく感じられていつも通りの充実した練習を行うことが出来ました。

背番号90のユニフォームを着て、9年ぶりにホークスに戻ってきた小久保裕紀ヘッドコーチ。「野手のことは任せている」と工藤公康監督は話しており、練習メニューも昨年までのものから少し手が加えられて、効率よく練習が行われるよう工夫がされています。

「キャンプを通して、特に野手の強化指定選手に関してはしっかり体づくりをしてバットスイングの量を増やしていこうという方針。その意味で第1クールは良いスタートを切れたと思います」

ノルマは一日1000スイング。「自分の経験だけで物事を喋ってはいけないけど」と前置きをしたうえで、「現役時代は1月の自主トレまでに大きな体をつくって基礎体力をつけて、2月のキャンプは技術練習に打ち込んできた。飛距離を伸ばすとか技術を高めるには振り込むしかない。量を振れるのも2月の1カ月間しかない。となれば、一日1000スイングくらいは必要になる」とその意図について説明してくれました。

そのうえで若手には注文も。「主力選手にあるようなゾーンというか、雰囲気のようなものがまだないと感じた。なんとなくやっているというか。主力は柳田でも松田や川島にしても何か習得してやろうとか突き詰めて、コーチでも声を掛けにくいような雰囲気で練習している。こういうところは教えるところではない部分でもあるが、選手の変化が1カ月で出て来ればいい」と話しました。

この春季キャンプを終えた時、選手たちにはどのような成長や変化がみられるのか。小久保ヘッドコーチも楽しみにしていると言います。「選手というのは、自分で変化を感じられた時に自信がつくし、次への意欲につながる。とりあえず1カ月振ってみたら、打球が強くなったとか飛ぶようになったとか。まずは完走すること。僕も一緒に伴走していきたい」と笑みを浮かべて言いました。

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