ホークスは「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」（以下CS）のファーストステージを見事2連勝で突破し、ファイナルステージ進出を決めました。

地元PayPayドームに埼玉西武ライオンズを迎えた、2戦先勝の超短期決戦。8日（土）の初戦。藤本博史監督が「まずは先取点をとること」と話していたような理想的な試合運びをしました。先発の千賀滉大投手が素晴らしい立ち上がりで流れを引き寄せると、三回裏に三森大貴選手がタイムリーを放って先に1点を奪いました。さらに直後、柳田悠岐選手が右中間「福岡トヨタホームランテラス」へ3ランを放って一挙4点を先行しました。「必死に当てに行ったら芯付近に当たってくれました」と柳田選手はさらりと振り返りましたが、さすがのパワー、これぞギータと誰もが驚く一発。試合も5-3で快勝してまず1勝を挙げました。

レギュラーシーズンで2位に終わった重たい雰囲気をその1勝で振り払ったホークスは、9日（日）の第2戦も会心の試合で連勝しました。
同じく三回裏、柳田選手のバットから得点が生まれました。同じく一挙4点の先制劇は、前日よりもさらにドラマチックな満塁ホームラン。柳田選手はこの日が34歳の誕生日。「思い出に残る誕生日になったと思います」と嬉しそうにしていました。さらに甲斐拓也選手は2本のタイムリー。藤本監督も「もしかしたらCSのラッキーボーイかもしれないね」とにやり。藤井皓哉投手らリリーフ陣の力投も光りました。また、第2戦は39,354人が来場。鷹ファンそして福岡の街の熱の高まりもチームの力強い勇気になっています。

日本一を目指す道の最初の扉をこじ開けました。ホークスは次なる戦いの地、大阪へ飛び立ちます。CSファイナルは京セラドームでのバファローズ戦。4つ勝って日本シリーズへ。熱戦・激闘のCSファイナルは12日（水）に開幕です。