2022/10/11 (火)
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「全員一丸」でCSファイナルに挑む。勝機のポイントは

めざすは2年ぶりの日本一。パ・リーグの代表として日本シリーズ進出をかけた「2022 パーソル クライマックスシリーズ パ」(以下CS)のファイナルステージは12日(水)に開幕します。

ファーストステージは地元PayPayドームに埼玉西武ライオンズを迎えて行われ、見事2連勝を飾って最初の関門を突破しました。
ファイナルステージの対戦相手はオリックス・バファローズ。相手は今季のパ・リーグ優勝チームですが、レギュラーシーズンの戦績76勝65敗2分で勝率.539は、ホークスも全く同じ勝敗で戦い抜きました。今季直接対決の規定によりホークスが2位という結果になりましたが、力差は完全に互角といえます。

ファイナルステージは4戦先勝の決戦になります。バファローズには1勝アドバンテージがあり、やはり第1戦で勝利をして追いつきたいところ。また、試合運びとしてもホークスの得意パターンである「先行逃げ切り」に持ち込むのが勝機を広げるカギとなりそうです。
となれば、早めの先取点がポイントに。打線で真っ先に名前が挙がるキーマンは、もう一目瞭然、柳田悠岐選手です。レギュラーシーズン最終盤からCSファーストまで4試合連続ホームランを記録中。CSファースト第1戦の3ランでチームに勢いをもたらし、第2戦の満塁本塁打は大きな勇気となりました。

柳田選手の対バファローズの成績は打率.315、6本塁打、15打点と好相性。シーズン中の5月3日には山本由伸投手から満塁ホームランも放っています。さらにバファローズ戦では今宮健太選手が対戦打率.346で3本塁打、三森大貴選手が同.328で3本塁打を記録しており、この3選手の打席には特に注目したいところ。
ただ、この最終決戦までくれば、相性だけでは予測もつかないドラマが展開されます。藤本博史監督は「全員で一丸となって」と結束の大切さを口にしています。

ホークスは2018年、2019年とシーズン2位からCSを勝ち上がり、日本一まで一気に飛翔した経験もあります。そしてポストシーズン(CSと日本シリーズ)は2019年のCSファーストステージ第2戦から今年CSファーストまで18連勝中です。

勢い、経験、そして鷹のプライド。そのすべてを鷹ナイン全員が胸に抱き、日本一の頂を目指して鷹の故郷・大阪で力強く舞い上がります。

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