1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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侍ジャパン | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 |
ホークス | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
山本、高橋奎、松井、湯浅、大勢、栗林
藤井、笠谷、大津、泉、甲斐野、松本裕
なし
ホークスが二回裏に2点を先制した。正木智也選手が侍ジャパン先発の山本投手から三塁線を破る二塁打で出塁すると、続くガルビス選手がライト線へライナーの適時二塁打を放ちまず1点を挙げた。なおもチャンスで三森選手の内野ゴロを相手守備が失策して追加点を挙げた。
正木選手は続く打席でも二塁打を放ち2安打の活躍。「山本投手とは対戦したことがなかった。どんなボールか楽しみだったし、結果が出てうれしい」と話した。
先発した藤井皓哉投手は立ち上がりから毎回走者を背負うものの粘り強さを発揮して3回4安打無失点に抑えた。「塁上をにぎわせた」と苦笑いしつつも、「その中でもゼロで抑えられたのは良かった」と収穫を口にした。キャンプで取り組んでいるカーブで3安打されたことを反省したが、150キロ超を連発した直球には「しっかり投げきれた」と手応えを掴んだ様子だった。
また、ルーキーの大津亮介投手は1回無失点。「思った以上に緊張した」と初の対外試合に加えて侍ジャパン打線を強く意識した中での登板だったが、最後は強打者の山田選手に11球粘られながらも見逃し三振を奪う投球も見せて自信をつけていた。
試合は同点の九回に、周東佑京選手の盗塁をきっかけに侍ジャパンが勝ち越した。近藤健介選手は前日に続いて3打席全出塁(2打数2安打1四球)と活躍するなど、藤本博史監督も「ホークス勢が目立っとったね」と話していた。