年の瀬の恒例行事となっている「NPBジュニアトーナメント2023 KONAMI CUP」が12月26日、明治神宮野球場と横浜スタジアムで開幕しました。2009年大会以来、14年ぶりの日本一を狙う福岡ソフトバンクホークスジュニアは大会初日、東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアと対戦し、1-2で惜敗しました。
先手を奪ったのはホークスジュニアだった。初回に両チームとも得点圏の走者を生かせず、迎えた2回。先頭打者として打席に入った上村優真選手が右翼ポール際のフェンスを超えるソロを放って先制に成功。5番を打つ主砲の一発に、ベンチも、スタンドも大盛り上がりとなった。
だが、その裏、先発の日野慎大選手が先頭の八戸選手に左翼線への二塁打を浴びる。三振と捕飛で2死まで漕ぎつけたものの、岩崎選手の三ゴロで野村遥希選手が悪送球。ミスの間に同点に追いつかれて、試合を振り出しに戻されてしまった。
先発の日野選手は3回を3者凡退で切り抜けるなど、力強い真っ直ぐでイーグルスジュニア打線をねじ伏せていたものの、4回先頭の渡邊一選手に痛恨のソロを被弾し、勝ち越し点を奪われた。5回には1死三塁、6回にも切り札の進林龍弥選手を投入して無死二塁を作ったものの、あと1本が出なかった。
厳しい選考を勝ち抜いた精鋭16人も、大事な初戦を前にして緊張感が漂っていた。トレーナーの大松亮輔さんはウォーミングアップを始める前にグラウンドに寝そべらせたり、選手同士でハグをさせ合うなどして、それを拭い去ろうとした。試合直前の円陣では、川内隼介選手による爆笑を誘う声出しで雰囲気は良かったものの、惜しくも白星にはつながらなかった。
初戦に敗れたとしても、諦めるのはまだ早い。このジュニアトーナメントはTQB(得失点率)によるワイルドカード方式が採用されており、大会2日目の結果如何では、まだ決勝トーナメント進出の可能性は残されている。27日の試合で大勝し、日本一への夢を繋ぎたい。
「どっちに転んでもおかしくないような試合だったんで、子どもたちは本当に一生懸命、いつも通りしっかり戦ってくれたと思います。」
「そうですね、でも、やっぱりピッチャー陣がよく頑張ってくれたなと思います。」
「しっかり粘ってくれていました。いつもは球数が多くて、早い回に代わることが多かったのですが、しっかりゲームを作ってくれたので、いいリズムができたのだと思います。」
「そうですね、あと1本が出なかったです。野球の展開としてはウチが今までやってきた通り、しっかり足を使って、けん制でアウトになってもいいから行ける人は行こうっていうことでやってきたので、そこに関しては全然アウトになっても問題なく、普段通り頑張ってくれていました。」
「走塁が上手い選手で、どうしても追いつきたかったので、1本でも出れば絶対に追いつけるなと思い。」
「本当そうですよ。いつも通り、普段通りのスイングをしてくれて、しっかり捉えることできて素晴らしかったです。」
「なかなか点数は取れないとわかっていたので、足を絡めていこうと思っていた。左ピッチャーの日下投手は牽制がうまくて、なかなか走ることができずに、ちょっと手こずったなっていうのは正直あります。後半尻上がりにボールも来出したので。」
「今日負けたので、明日は勝つしかないです。いつも言っているのですが、1人1人がしっかり勝つためにできることをしっかり考えてプレーしてくれたら、勝ちに繋がると思います。」
「打った瞬間にいったと思いました。」
「びっくりしました、一番は。」
「すごい選手がいっぱいいるので、とても上手くなりました。」
「絶対に三振したらいけない場面だったので、転がしていたら、ワンアウトランナー三塁で、点が入っていたかもしれないので・・・。」
「絶対勝ちたいです。」
「本多雄一選手です。」
「足が早いし、守備が上手いところ。格好いいなと思います。本多選手に憧れて背番号も46にしました。」
「いい方だったと思います。」
「負けてしまってすごく悔しいです。」
「気合いは入っていました。」
「負けたところです。もう少し自分で踏ん張れたんじゃないかと思う。」
「明日はいっぱい点を取って、ワイルドカードを取って、そこで優勝を目指していきたいです。」
「山本由伸投手です。山本由伸投手はコントロールがいいし、球の伸びもあるので、そのフォームにしました。」