 | | 9回表2死一、二塁、逆転を信じてベンチ前で投球練習をする攝津投手 | 重苦しい敗戦の中で、救援陣の踏ん張りが光った。ルーキー攝津正投手が8回1死三塁のピンチで登板。追加点を許さず、JR東日本東北時代に8年間を過ごした仙台で意地の好投を見せた。 敵将の横ヤリにも惑わされなかった。セギノール選手を歩かせた直後、中村紀選手をスライダーで空振り三振に仕留めたが、楽天・野村監督がファウルを主張して審判に猛抗議。騒然とするグラウンドの中で、攝津投手は淡々と投球練習を続けた。「相手のベンチの策略だと思ったので、集中しようと心がけた」。中断後に迎えた山崎武選手には意表を突くカーブで見逃し三振。百戦錬磨のベテランたちを手玉に取った。「(仙台で)投げられたのは良かったけど、やっぱり勝たないと」。頼もしき右腕はほおを引き締めた。 2番手で投げた新外国人ファルケンボーグ投手も調子を上げてきた。5回2死一塁から登板して打者4人から3三振を奪い、1回1/3をパーフェクトに抑えた。「日本の野球にも慣れて、自信がついてきた」。これで開幕から3試合連続の無失点。高山投手コーチからも「どんどんキレが出てきた」と評価された。昨季の課題とされた救援陣は、オープン戦から好調を持続。あとは投打がかみ合うのを待つだけだ。 |