2009/04/18 (土)

和田投手が「鬼門」で132球の熱投

4回裏、和田投手はベニー選手の投ゴロに飛びついて好捕する
4回裏、和田投手はベニー選手の投ゴロに飛びついて好捕する

和田毅投手が「鬼門」で132球の熱投を見せた。ロッテ戦で今季3度目の先発。2回に1点を失ったが、以後は度重なるピンチを切り抜けて7回まで投げ切った。負けたくはない。8回の攻撃中、和田投手はベンチ前へ出て黙々とキャッチボールを始め、続投の"意思"を示した。松中信彦選手の遊ゴロの間に同点に追いついたのを見届けると、ようやくグラウンドを退き腰を下ろした。
霧雨の中で苦しんだ。2回2死からベニー選手を歩かせると、竹原選手に痛恨の適時二塁打を浴びた。フェンス直撃の当たりで1点を失った。昨季は千葉マリンで4試合の登板で0勝2敗、防御率6.48と苦手にしていた。3、4、5回と得点圏に走者を背負いながら意地で踏ん張った。
「球数が多かったものの、何とか粘って試合をつくることはできたと思う」。"弟子"への思いが体を突き動かした。ロッテ先発は1月の自主トレをともにした大嶺投手。自分の言葉を熱心にノートに書き取っていた姿は今も忘れていない。「彼には頑張ってほしいけど、シーズンが始まれば敵同士。負けるわけにいかなかった」。6、7回は打者6人に対し5奪三振。白星はつかずとも、意地とプライドは見せつけた。
2日連続で3番に起用された松中信彦選手が意地の打点を挙げた。8回1死二、三塁で遊ゴロに倒れる間に三塁走者森本選手が生還。「何とかしたかった。最低限(の仕事)だけどね」。3番で先発した選手が打点をマークしたのは今季初。だが、勝利には結びつかず「次で頑張るしかない」と気持ちを切り替えていた。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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