2009/04/28 (火)

オーティズ選手、6番三塁での“デビュー”が有力視

大好きな西武ドームから出陣だ。ホークスの新外国人オーティズ選手は28日の西武戦で6番三塁での“デビュー”が有力視される。オリックス時代の2003年5月3日にサイクル安打を記録した球場で2度目の達成に意欲をみせた。
オリックスとロッテに続いて日本球界3度目の「デビュー戦」。出場するかどうかは直前に正式決定されるが、6番サードが有力視される。オーティズ選手にとって西武ドームはオリックス時代の2003年5月3日にサイクル安打を記録した縁起のいい球場。「覚えているよ。いいイメージがあるし、またできれば最高だね」。外国人選手が日本の複数球団でサイクル安打を達成すれば史上初。この日は大きな野望を抱いて敵地入りした。
西武が優勝した2004年(オリックス在籍)にも3割4分3厘とカード別で最高打率を残し、本塁打も24発中7発を集めた。ロッテにいた昨年こそ振るわなかったが「特長は分かっている。打撃で期待されているのは理解しているし、100%の力を出したい」と、力こぶをつくった。
福岡入りした24日夜は時差ぼけで眠れないまま、25日の練習に参加。フリー打撃では連日スタンドインを繰り返し、準備OKをアピールした。今季ホークスと契約する前はメキシカンリーグで17試合出場、68打数28安打(打率4割1分2厘)7本塁打23打点と絶好調だった。「もう準備はできている。とても興奮しているし楽しみだ」と、勢いを持ち込むつもりだ。
多村仁選手、松田宣浩選手と主力野手2人を故障で欠き、白羽の矢を立てられた新外国人。球団支給のスーツが間に合っておらず、1人だけ色違いだったが、快音を響かせてチームの一員となる。

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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