2009/04/30 (木)

ホークス、西武に12年ぶり10戦未勝利

7回裏2死一塁、銀仁朗選手の左前打を後逸する長谷川選手
7回裏2死一塁、銀仁朗選手の左前打を後逸する長谷川選手

初めて開幕から1軍で戦う3年目の長谷川勇也選手には悪夢のような試合だった。7試合連続で打率4割をキープ。新生ホークスの象徴だった若武者が連敗の引き立て役になった。得点圏に走者を置いた4回2死一、三塁と6回2死満塁で三振。「甘い球がいくつかあったけどタイミングが合わなかった」。試合前まで得点圏打率5割4分5厘の男が顔をゆがめ、悔しがった。
悪い歯車は続く。1-2とした直後の7回2死。ベンチは2打席連発のボカチカ選手に敬遠気味の四球を選択し、銀仁朗選手と勝負した。左前への当たりを長谷川選手がグラブからこぼし、打球を見失った上、つかみそこね、1点を献上。「そらした後もしっかり処理しないといけなかった。慌てました」。このミスを契機にリリーフの神内靖投手が連打され、5失点。長谷川選手は「今日の負けは1番悔しい。僕のせいで負けた。(先発の)ホールトンに申し訳ない」と声を絞り出した。
チームは3試合連続で5失策を記録し、そのすべてが失点につながった。23試合目での100失点超えは球団名変更後の最速。西武も4回に四球に失策、暴投と2戦連続で“アシスト”してくれたが、ものにできない。秋山幸二監督のぼやきも2日続けてほぼ同じだ。「ミスが点になっている。(相手のミスからの)つながりがなあ…。なんで西武に勝てんだろう。止めないと。流れをつくりたいね」。西武には昨年から10戦未勝利で、12年ぶりのことだ。
西武にシーズン勝ち越しは30年間で3度だけ。弱小時代はかもにされてきたが、近年は違うはず。苦手意識のひと言では片付けられない。松中信彦選手、小久保裕紀選手も元気がなく、辻武史選手のバント失敗など長谷川選手だけを戦犯扱いにできない。秋山監督は「後は点を取れるか、ちゃんと守れるか」と言い残した。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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