 | | 8回表無死、左前にこの試合2本目の安打を放つ川崎選手 | 川崎宗則選手がチームただ一人のマルチ安打で意地を見せた。チームは西武先発石井投手の前に無安打行進。6回2死、重苦しいムードを左翼線二塁打で振りはらった。「ホールトンが踏ん張っていたので何とかしたかった」。得点には結びつかなかったものの、同点のチャンスを演出。ダメ押し点を奪われた直後の8回にも先頭打者として安打で出塁。最後まであきらめない姿勢をチームに示した。 25日楽天戦で左太もも裏に違和感を訴えて途中交代。前日28日、2試合ぶりに復帰したばかり。本人は「もう問題ない」と話すが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での疲労もあってか、打率は2割6分7厘にとどまっている。チームも今季2度目の3連敗。それでも「何とか(悪い)流れに逆らっていかなければいけない」と歯を食いしばった。 柴原洋選手が代打起用に奮起した。相手先発が左の石井投手だったためスタメンを外れた。7回1死二塁で井手正太郎選手に代わって打席へ。西武2番手の大沼投手の直球をはじき返して中前打を放ち、1点を返した。だが、チームの勝利につながらなかっただけに笑顔はなく「負けたら一緒です」と視線を落としたまま引きあげた。 新外国人オーティズ選手が連日の長打で気を吐いた。7回に先頭で右翼線を破る二塁打。西武石井投手をマウンドから引きずり降ろすと、柴原選手の適時打で生還した。「ボールもよく見えていて状態はいい」。前日28日の初打席本塁打に続いて結果を出したが「チームが負けたので、次は勝てるよう頑張る」と気を引き締めていた。 |