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下半身の使い方を本多選手に指導する秋山監督 |
本多雄一選手が「ツートップ」の熱血指導を受けた。1日、ヤフードームで行われた全体練習。秋山幸二監督と森脇浩司ヘッドコーチの2人が見守る中、腰を低く保った状態をキープする練習を行った。「足がブルブル震えた」と苦悶(くもん)の表情。練習後は「下半身がぶれると、守備だけでなく打撃、走塁すべてに影響する。秋は試合があるわけではないのでしっかり鍛えたい」。今季は1番を任せられながらも打率2割6分2厘。3日からの秋季キャンプは足元から鍛え直す。
大隣憲司投手が3日からの秋季キャンプで、カーブの習得を目指す。今季8勝10敗に終わった左腕の現在の持ち球は直球、スライダー、チェンジアップ。「苦しくなると狙い打たれた。球速も近い球しかないので、緩急をつけるためにもカーブを投げられるようにしたい」。宮崎ではブルペンに入り、カーブを中心に投げ込むつもりだ。10月31日には、今季の反省の意味を込めケジメの丸刈り。「思ったより周りの反応が薄い…」と寂しそうだった。