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キャンプ初日を迎えた和田投手は、下半身強化のためコスモス咲き乱れる道を走って球場から宿舎へ帰る |
和田毅投手が150kmに挑戦!と言っても球速ではありません。秋季キャンプ初日から独自のダッシュメニューなど走りに重きを置いた左腕は「キャンプ中はホテルまで走って帰ろうと思っています。10kmくらいですし、ジョグで走れば1時間ちょっとで行くでしょう」と言い残し、宮崎・生目の杜(もり)運動公園を後にした。行き先は宮崎市内の宿舎ホテル。キャンプ期間中の休日を除いた15日間で150kmを走破する「帰宅トレ」だ。
昨年も和田投手はオフに馬原孝浩投手を伴い、福岡と佐賀、長崎の3県をまたぐ「山道100km走」をこなしている。「去年のようなトレーニングはしないと思うので、長い距離を走るのは11月のうちにやりたい」。今年は左ひじ違和感の影響で15試合登板に終わり、来季は雪辱のシーズンになる。コスモス咲き誇る南国宮崎ロードを和田投手が雪辱のゴールへ向けて走りだした。