秋季キャンプ打ち上げで川崎選手（右から２人目）を中心に一本締めを行う

ノーモア不祥事！ホークス選手会次期会長の川崎宗則選手が21日、ナインにオフの過ごし方について注意喚起した。秋季キャンプ打ち上げの一本締めの音頭役を務めたが、その前のあいさつで厳しい口上が飛び出した。

川崎選手「この秋は非常にいい時間を過ごすことができました。ただこの秋が春につながるとは思いません。12月と1月をきっちり過ごしてつなげましょう。去年のオフ、選手会として不祥事がありました。それだけに今年のオフは注目されています。常々ソフトバンクの一員であることを頭に入れて行動しましょう。」

選手会長になる自覚から「風紀委員」を買って出た。昨年11月に熊本県内で行ったホークス選手会納会で未成年の選手が飲酒するなど問題を起こし、今季の納会を自粛した。川崎選手はあえてデリケートな話題を持ち出すことで、青少年の見本になるべきプロ野球選手としての行動を求めたわけだ。

会長として正式な初仕事は12月3日に大阪市内で行われる選手会総会。来季に向けて球団との意見交換会もある。キャンプを完走した川崎選手はオフも忙しく動き回ることになりそうだ。