「大ちゃんデータ」をフル活用する。大石新ヘッドコーチの発表から一夜明けた26日、選手たちからは、かつての敵将に期待する声が上がった。新選手会長の川崎宗則選手は「オリックスにはいい投手が多い。いろいろ吸収していきたい」と積極的に教えを受ける姿勢を見せた。今季のチームはオリックスに11勝13敗と負け越し、天敵の近藤投手には6敗を喫した。川崎選手自身も対戦打率2割2厘と封じられただけに、攻略のヒントをつかむつもりだ。
チーム内に面識のない選手が多い中で、パイプ役を買って出たのは亜大の後輩にあたる松田宣浩選手だ。「何度も食事している。優しいけど、野球には厳しい人。大学の先輩に(プロで)教えてもらうのは初めてだし楽しみ」。松田選手自身も近藤投手には対戦打率1割2分5厘と封じられており「(大石氏から)何でも吸収したい」と意気込んでいた。
村松有人選手は元指揮官の入閣による走力アップを楽しみにした。08年シーズンまでオリックスに在籍し、大石新ヘッドとは監督と選手の関係にあった。ともに盗塁王のタイトル経験があるだけに「大石さんは走塁に関する知識、経験がありますし、また違った発見がある。思い切ってやらせてくれると思う」と機動力アップへの影響が大きいと証言した。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社)
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