2009/12/04 (金)

松田選手、勝負の5年目へ主軸候補の逆襲が始まる

契約更改を終えた松田選手は厳しい表情で会見を行う
契約更改を終えた松田選手は厳しい表情で会見を行う
松田宣浩選手が、年俸大幅ダウンをバネに李ボム浩選手との正三塁手争いを制する。3日、ヤフードーム内で契約交渉に臨みサイン。松田選手は「(減額幅に)自分でもびっくりしたけど、試合数出てないんで仕方ない」とコメント。1時間に及ぶ交渉を終え、46試合出場にとどまった今季を振り返り自分を納得させた。それでも「とにかく来年頑張って、1年間しっかり試合に出たい」とすぐに視線を来季へ向けた。

2度の骨折が公傷と認められなかった。4月3日のオリックスとの開幕戦(ヤフードーム)で、けん制球に対し一塁ヘ戻った際に右手甲を骨折。「本人の注意不足もあった。防げたというのもある」と角田球団代表。7月18日ロッテ戦(千葉マリン)で死球を受け右手首を骨折したことについても、同代表は「よけ方とかそういう事を考えでいかないと」と、公傷と認めなかったことについて説明した。

大幅ダウンが、闘争心にも火をつけた。今オフには韓国代表の主砲である李選手の加入が決定。三塁の定位置争いに関して、当初は「外野の準備もしておく」と話していた松田選手だが、逃げ道を自らの手で消した。「正直、サードしか守ってきてないし、自分のポジションはサード。今日でその思いは強くなった。(李選手との)勝負には勝てる自信はある」と松田選手。さらに「1年間出れば、30発もいけると思う」。勝負の5年目へ、近い将来の主軸候補の逆襲が始まった。
関連リンク >
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 松田選手、勝負の5年目へ主軸候補の逆襲が始まる