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少年野球教室に参加した大隣投手(左)と巽投手 |
大隣憲司投手が、来季「被弾罰則」を自身に課して2年ぶりの2ケタ勝利を目指す。今季は5月13日のロッテ戦でパ・リーグタイとなる1試合5被弾を記録。結局今季はリーグワースト4位の19本塁打を浴びた。「(来季は)ホームラン打たれたら何かするとかして、減らしたい」。具体案はまだ検討中だが、1被弾ごとに後輩の若手投手に食事をおごるなどの罰を自身に課すつもりだ。
08年はチーム勝ち頭(11勝)となったが今季は8勝10敗。10月末には頭を丸刈りにした。「来年こそという気持ちはある」。来季2ケタ勝利を挙げるまでは丸刈りを継続する。被弾対策として秋季キャンプからは新球カーブを習得中。「自主トレでもボールは握りたい」と母校の近大で行う1月の自主トレでも、新球のマスターを主眼におき来季の巻き返しを狙う。