2009/12/07 (月)

ドラフト1位・今宮選手ら新人選手が福岡入り

福岡に到着した今宮選手はクリスマスツリーの前でポーズを取る
福岡に到着した今宮選手はクリスマスツリーの前でポーズを取る
ドラフト1位今宮健太選手が「大ちゃん2世」になる。9日の入団会見などのために6日、福岡入り。新任の大石大二郎ヘッドコーチへの弟子入りを熱望した。

今宮選手「積み重ねた記録を持っている方。積極的に聞いていきたい。経験だったり、答えよりもヒントを教えてもらって、自分で答えを出したい」。

「小さな巨人」が自分よりさらに5cm背の低い“大”先輩を師と仰ぐことに決めた。身長166cmながら通算1,824安打、415盗塁に加え、4度の盗塁王と3度のゴールデングラブ賞を獲得。82年には新人王も受賞した。「そういう選手に近づきたい」。同じ右打者でもあり、俊足巧打を目指す今宮選手の理想に近い。

志は大きく「大ちゃん超え」だ。「盗塁王と、2,000本を右で打つというのを目標にしている」。右打者で2,000本安打と盗塁王に輝いたのは、過去に秋山監督、衣笠氏ら5人しかいない。球史に残る快挙に向け「努力しかない」と自分に言い聞かせた。

この日は木製バットを右手に持ち、宿泊先に現れた。3泊4日の短い滞在でも素振りは欠かさない。バットは本多雄一選手モデルで「これを参考にして細かいところを自分に合わせていきたい」。大きな夢を抱えて訪れた福岡の地。小柄な体には無限の可能性が詰まっている。

今宮選手以外の新人4選手も続々と福岡入りした。6日夕方に福岡市内のホテルに集結。初めて全員が顔を合わせ、夕食をともにした。ドラフト2位の川原弘之投手は福岡市在住だけに「ホテルに泊まるのは変な感じです」。青森・光星学院のドラフト3位下沖勇樹投手は「福岡は都会だなと思いました」と苦笑いした。7日はメディカルチェックを受ける予定。
関連リンク > 、
関連リンク > 個人成績(投手成績/打撃成績
関連リンク > メディア出演情報

(提供:西部日刊スポーツ新聞社

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. ドラフト1位・今宮選手ら新人選手が福岡入り