2009/12/10 (木)

ドラフト2位・川原投手、「和田流」で40歳現役を目指す

新入団会見で写真に納まる今宮選手(手前)、2列目左から川原投手、秋山監督、下沖投手、3列目左から中原選手、豊福選手
新入団会見で写真に納まる今宮選手(手前)、2列目左から川原投手、秋山監督、下沖投手、3列目左から中原選手、豊福選手
ホークスのドラフト2位川原弘之投手は、「和田流」で40歳現役を目指す。現在の愛読書は「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」。先月15日に宮崎で秋季キャンプを見学して、黙々と走り込む先輩左腕、和田毅投手の姿に「あれだけ一流でも努力しているんだ」と心酔。本棚にあった同書をもう1度、読み返し始めた。入寮の際にも同書を持ち込む予定で「(和田投手本人に)話も聞きたいし、自分の目で見て盗みたい」と弟子入りを熱望した。川原投手自身も今は毎朝、練習場までの14kmの道のりを走り込んでいる。

背番号は26に決定した。松中信彦選手が入団時につけていたと伝え聞き「偉大な番号ですね。これからは『26といえば川原』と言われるようにしたい」と野望を口にした。「目標は40歳を超えてもプレーできること」。先輩左腕の後を追いかけ、太く長いプロ野球人生を歩んでいく。

ドラフト3位の下沖勇樹投手がバック宙披露に意欲を示した。秋山幸二監督に顔が似ていると評判で、実際に対面して「似てると思いました」。指揮官の代名詞だったバック宙の話題を振られると「中学まではできたので、練習すればできる。監督が本塁打を打った時にしていたのは知ってます」とニヤリ。本業でも「チャンスがあれば(1年目から)1軍で投げたい」と抱負を語った。

ドラフト4位の中原恵司選手は「亜大ネットワーク」をフル活用する。大学の先輩として松田宣浩選手のほか、大石大二郎ヘッドコーチが入団しており「心強い。いろいろ話を聞きたい」と初対面を心待ちにした。松田選手ともドラフト指名後に食事をともにした。「1番近い目標は1軍で試合に出ること」。先輩松田選手に続く新人での開幕スタメンを目指す。

ドラフト5位の豊福晃司選手が「ミスター鳥栖」を目指す。鳥栖高からは権藤博投手、緒方孝市選手といった名選手が出ており「緒方さんの跡を継げたら」と目を輝かせた。地元愛は強く、座右の銘はサッカーJ2鳥栖の松本監督の言葉「全力に悔いなし」。会見後にはさっそく地元ラジオ局の取材を受けていた。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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