小久保裕紀選手が12日、北九州市内で知的障害児らを対象に「ふれあい野球教室」を行った。今回が11回目の開催。新型インフルエンザの影響で参加できなかった児童もいたが、小久保選手とキャッチボール大会や抽選会などで会場は盛り上がった。小久保選手は「今年は優勝できず、すいませんでした。来年こそ、目標を立てて頑張ります」と、今季3位からのさらなる躍進を誓っていた。
来季は39歳を迎え、契約最終年にあたる。30本塁打を“背水ノルマ”に掲げている。「これからは1年1年が勝負になる。失敗は許されないし、原点に戻る」。通算384本塁打のスラッガーは、あらためてアーチへのこだわりをのぞかせていた。