2009/12/14 (月)

川崎選手、新助っ人とのコンビ結成を打ち出す

選手会のワールドキャッチボールクラシックに参加した川崎選手は「ダイスキ」と書かれたボールを受け取る
選手会のワールドキャッチボールクラシックに参加した川崎選手は「ダイスキ」と書かれたボールを受け取る
川崎宗則選手が13日、来季加入するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)韓国代表の李ボム浩選手のキャッチボール相手に名乗りを上げた。日本プロ野球選手会主催の「ワールドキャッチボールクラシックin大分」(大分県別府市)に参加。ファンとキャッチボールを楽しむイベントで「こんなに下手な、たくさんの人とやったのは初めて。うれしい」と笑顔でジョークを飛ばすと、新助っ人とのコンビ結成を打ち出した。

川崎選手「キャッチボール1つで気持ちがつながるし、優しい気持ちになれます。今度入ってくる李ともいろんなコミュニケーションができると思います」。

川崎選手が練習で主に組むのは本多雄一選手や城所龍磨選手、松中信彦選手が多い。来季はそこに李ボム浩選手が加わるかもしれない。狙いは新戦力のチームへの早期融合。この日のイベントでも心の距離感を縮める手段だと何度も訴えた。言葉の壁については韓国語の基本的なあいさつなどを勉強中。さらに「最近は韓流ドラマも見ています」と明かした。日常会話や文化などを予習するためで、韓国で最高視聴率50.5%と爆発的な人気を誇ったテレビドラマ「私の名前はキム・サムスン」が最近の“教材”だ。

ホークスの助っ人打者では近年、めぼしい活躍をした選手が少ない。李ボム浩選手に対しても大きな期待と同時に厳しいまなざしが注がれる。川崎選手は言葉と真のキャッチボールでその能力を引き出す役目を担うことになりそうだ。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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