2009/12/23 (水)

藤岡好明投手が、「工藤型フォーム」で開幕ローテを狙う

笑顔でランニングをこなす藤岡投手
笑顔でランニングをこなす藤岡投手
藤岡好明投手が「工藤型フォーム」で開幕ローテを狙う。22日は福岡市の西戸崎合宿所で練習。現在、取り組んでいるフォーム改造について明かした。今季は投球開始時に左足を上方向へ上げていたが「工藤さんみたいに、横(後方)へ巻くように上げるようにした」。後方へためをつくることで、前方へスムーズな重心移動ができるように改良した。

目指すは「短命投手」からの脱却だ。今季は5月から先発ローテの一角に食い込み自己最多タイの5勝を挙げたが、先発14試合中10試合が100球未満での降板だった。オフに入って自身の映像を見直し「無駄な動きが多くて肩に負担がかかっていた」と分析。46歳で現役を続ける西武工藤の余計な動きのないフォームを参考にした。

イメージ改革にも取り組む。サイドスローながら今季は「上からたたくイメージ」で投げていたが、来季は「スリークオーターで投げる感じ」へチェンジ。こちらも重心の上下動を減らす狙いだ。来年1月には鹿児島で高橋徹投手、江川智晃選手と自主トレ行い、フォーム固めに入る。「来年は先発一本でいきたい」。杉内俊哉投手、和田毅投手、ホールトン投手、大隣憲司投手に続く先発陣「第5の男」として、生まれ変わった藤岡投手が名乗りを上げる。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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