2009/12/28 (月)

和田投手、少年野球版「クライマックス・シリーズ(CS)」の構想を披露

出雲市の長岡市長(右)に寄付金を贈呈する和田投手
出雲市の長岡市長(右)に寄付金を贈呈する和田投手
和田毅投手が少年野球版「クライマックス・シリーズ(CS)」の構想を披露した。27日に地元の島根・出雲市で少年野球「和田毅杯」の表彰式に参加。未来の日本代表となる人材育成のため、各選手の名を冠した大会の優勝チームを集めて日本一を決める大会を創設するプランを明かした。

和田投手「(各選手の冠大会の)優勝チーム同士で大会をやれたらおもしろい。各県代表みたいな感じで。夢がありますよね。野球の底辺拡大にもつながる。気温が低くてもドーム球場ならできる」。

目を輝かせながら私案を披露した。チームメートでは小久保選手や松中選手、他球団では巨人小笠原選手や阪神城島選手、大リーグでもマリナーズ・イチロー選手やエンゼルス松井選手らが各地で冠大会を開催しており、下地は十分。今後は和田投手自身の人脈に加え、各大会の事務局などを通じて実現の可能性を探る。

和田投手が毎年300万円を寄付して開催する「和田毅杯」は5回目を迎えた。当初は出雲市内だけの大会だったものが、今回から島根県内全域のチームを集めるまでになった。子供たちからも「(少年野球の)甲子園みたいな大会になった。どのチームも和田杯を目標にしている」と声が上がるほどだ。本人も「一生懸命の子供たちを見て、この大会をつくって本当に良かったと感動している」と胸を張る。未来のプロ野球界を支える子供たちのためにも、日本を代表する左腕がもう一肌脱ぐ。
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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