多村仁志選手が、15日ヤクルト戦(神宮)出場に意欲を示した。13日の中日戦で左足甲に自打球を受けて途中交代。この日の全体練習では、フリー打撃を回避。それでも「状態を見て出られるようであれば出たい」と話した。
表情の明るさが、症状の回復を示していた。前日の交代に「普通なら最後まで我慢していれば大体痛みも治まるけれど、昨日は違った」。だが、この日は「ああ、抹消かな」と笑顔でジョークを飛ばすシーンもあった。
交流戦通算25発のバットは、湿りがちな打線の活性化に欠かせない。秋山幸二監督も「大丈夫だろ」と欠場は選択肢にない様子。これまでのプロ15年、故障に泣かされたスラッガーがグラウンドに立って、強さを証明してみせる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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