ハーフを回り終え、杉内投手（左）と一緒にクラブハウスに向かう王会長

王讃会ゴルフで報道陣の質問に答える王会長

地元政財界で結成される王貞治球団会長の後援会「王讃会」によるゴルフコンペと懇親パーティーが開催された。ゴルフは福岡県糸島市内で行われ、パーティーはヤフードームに隣接するホテルでの約120人を集めて開催。パーティーには川崎宗則選手、松中信彦選手、杉内俊哉投手、馬原孝浩投手ら10選手も出席した。あいさつに立った王球団会長は「（優勝を引き寄せた）西武戦3試合と札幌での日本ハム戦は、50年野球をやってきて、これほど体震える思いで試合を見たことなかった。秋山監督も選手を信頼して導いてくれた」。ただ、チームは日本シリーズ出場を逃しただけに「私は編成と育成の仕事で支える。任された仕事をまっとうしたい」と、戦力強化への思いも語っていた。

王球団会長が、来季の小久保裕紀選手名球会入りに太鼓判だ。小久保選手は通算2000安打まで、残り130安打。今季は112試合で119安打だったが、王球団会長は「130本は（ケガなく）1年やればできるでしょ。1本1本の積み重ね。11年で達成できますよ」と愛弟子の大台突入を疑っていなかった。