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見送りの知人に手を振って、自主トレのためグアムに出発する松中選手 |
松中信彦選手が「陸上部トレ」で巻き返しを図る。1次自主トレのため福岡空港からグアムへ出発した。
「(1月の)自主トレに向けての基礎づくり。徹底的に走り込む」
11本塁打に終わった今季の反省から、体をいじめ抜く決意。「脱秋山トレ」ともなる。現役時代の秋山幸二監督に帯同した00年1月から継続するグアム自主トレ。今回からメニューを変更する予定だ。
インターハイ29年連続出場を誇る中村学園女子陸上部の木林監督にメニュー作成を依頼。20種類以上にも及ぶランニングメニューを17日まで行う。
「毎日フラフラになる。これだけやれるというのを見せて、若手にもやらせたい。若手が結果を出せてないのもあるから」
1月に例年通り帯同させる小斉祐輔選手が、今季2軍で2冠に輝きながら1軍では結果を残せなかった。若手の成長も考えてのメニュー変更。自分のため、チームの未来のため、南国で松中選手が走りまくる。