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| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
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| ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| ホークス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(ロッテ)小野、伊藤、松本、益田、カルロス・ロサ、中郷、服部―里崎、田中
(ホークス)攝津、新垣、川原、嘉弥真、藤岡、神内、森福―細川、高谷
なし
| <ホークス> | <ロッテ> |
| 4 本多 | 9 清田 |
| 6 明石 | 8 岡田 |
| 7 内川 | 4 井口 |
| D カブレラ | D ホワイトセル |
| 5 松田 | 7 サブロー |
| 3 小久保 | 3 福浦 |
| 9 多村 | 5 今江 |
| 8 長谷川 | 2 里崎 |
| 2 細川 | 6 鈴木 |
ヤフードームでのオープン戦初試合となったホークス、まずますの滑り出し。
先発は攝津正投手。3回43球、被安打1、死球1、奪三振4、無失点というまずまずの内容。「さすがに若干緊張しましたね。まあ、ゼロに抑えられてまずまずといった感じでしょうか。結果としてはいいのかもしれないけど、先頭打者に当ててしまったし、まだまだ失投も多いです。今日の結果を次の登板に生かしたいです。」とあくまでクールに表情を引き締めた。
登板後に思わず笑みをこぼしたのは、2番手として登板した新垣渚投手。
ここ2年間は1軍登板がなく、久々のヤフードームのマウンドだったが「リラックスして投げられました」との感想通り、3回を投げてパーフェクト(奪三振3)の好投。最初のバッターの抜ければ長打コースという当たりこそ多村仁志選手のファインプレーに救われたが、そこからは最速147km/hの直球と大きくキレるスライダーのコンビネーションが冴え渡り、続く8人の打者はすべて内野ゴロと三振でアウト。順調な仕上がりぶりを見せつけ、首脳陣への猛アピールに成功した。
「信頼を勝ち取るにはまだまだ。どんどん投げて自信をつけたい」と3年ぶりの1軍マウンドへの復活へ大きな一歩を踏み出した。
試合は、4回2死から内川聖一選手、カブレラ選手、松田宣浩選手の3連打で1点を先制するも、3番手川原弘之投手が1失点し9回引き分け。
8回は「ピッチャーの調整具合を確認したいからね」と秋山幸二監督のコメント通り、ルーキー嘉弥真新也投手、藤岡好明投手、神内靖投手が一人1アウトずつ登板、9回は森福允彦投手が三者凡退に抑え、2イニングパーフェクト継投と中継ぎ投手陣も順調な調整ぶりをうかがわせた。
2012年3月4日掲載
井上 勲(ホークスオフィシャルメディア)