交流戦開幕6連勝と勢いに乗りまくるホークス。今週はビジターでの6連戦です。

5日（火）からは神宮球場でスワローズとの3連戦に臨みます。3年前の日本シリーズで球団史上初の2年連続日本一を成し遂げた舞台にホークスが、2016年の交流戦以来2年ぶりに戻ってきます。昨年の対戦は3勝0敗で見事にホークスが全勝しました。柳田悠岐選手の大活躍がありました。初戦では同点9回に「飛距離5ｍ？」の三塁線へのサヨナラ安打。「次はもっと飛ばしまーす」と言って臨んだ翌日の試合では145ｍの超特大ホームランをかっ飛ばすなど2本塁打。そして第3戦でも一発を放ち、この日はチームも15対0で圧勝を果たしました。

打線爆発の再現はもちろん、投手陣の踏ん張りにも期待したいところ。初戦は攝津正投手が今季2度目の先発マウンドに立つ見込み。復活勝利の時のような気迫あふれるピッチングにまた期待です。

8日（金）からはナゴヤドームでドラゴンズと3連戦です。昨年は2勝1敗。3試合で18得点と打線が活発でした。その初戦では上林誠知選手が会心の一発を放ちました。上林選手はただいま3試合連続本塁打中と絶好調です。気の早い話ですが、交流戦ＭＶＰも視界にとらえそうな、本人いわく「アンビリバボー」な活躍。「獲れるように頑張ります」と笑みを浮かべて頼もしくこれからの活躍も誓いました。

また、2試合連続3安打、さらに3日（日）には2本塁打を放ち、完全復活を印象づけた松田宣浩選手のバットにも注目です。

今週の試合予定

2018年6月4日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）