8月12日(日)、ホークス選手の素顔に触れることのできるトークショー「ロッカールーム」がヤフオクドームのバックネット裏スタンド「みずほプレミアムシート」行われました。
ゲスト選手は内川聖一選手。およそ1500人来場者で大いに賑わいました。
今年5月9日、プロ野球史上51人目となる通算2000本安打を達成した内川選手。その記念のVTRを見ながらまずは当時を思い出し、「スゴイことやったんだなと改めて思った。達成するまでが長かったので、ちょっと騒ぎが収まるなとホッとしたところがあった」と振り返りました。
また、グラウンドでは笑顔いっぱいでしたが、そのまま代走を告げられて交代し、ベンチ裏に下がったところで号泣したことをMCから暴露され、内川選手本人もそれを認めていました。
「でも、言い訳ですよ。山口マネジャーが一番泣いてたんです。あ、こんなに心配をかけていたんだという思い。あと(打てなかった時期を)苦労と言うと失礼だけど、そんな思いを共有して感動して泣いてくれるのが嬉しいと思って僕も泣いいてしまった。自分が打ったことの感動は1割5分から2割。残りは、僕のことでこんなに感動してくれるというのが嬉しくて泣いたんです」
そして後日にチームのベテラン陣で結成しているという「オヤジ会」(内川選手いわく35歳以上の選手やスタッフで結成)でお祝いパーティーが行われたそうです。高谷裕亮選手が主催をしてお店の予約やスケジュール調整をして、和田毅投手がケーキを用意してくれたそうです。「幸せだなと感じました」と本当に嬉しそうに話していました。
「まだまだ野球を上手くなりたいという初心のような気持ちでこれからもやりたい」
内川選手は、これからもずっとヒットを積み重ねて、キャプテンとして常勝ホークスを引っ張っていきます。
約1時間にわたるトークショーは終始大盛り上がり。抽選会では内川選手が実際に使用したバッティング手袋などがプレゼントされ、こちらも大盛況でした。また、この模様はオフィシャル球団誌「月刊ホークス」10月号(9月20日発売・九州地区は22日)に掲載される予定です。
2018年8月13日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)