最高の雰囲気、破竹の勢いで9連勝中のホークス。28日(火)からはマリーンズを本拠地ヤフオクドームに迎えて2連戦です。
あの劇的サヨナラ満塁ホームランから2日経ってもどこか熱っぽさが残っているヤフオクドームですが、工藤公康監督は「また仕切り直し。前を向いていかないとね」と気持ちを引き締め直している様子でした。選手たちも「1つ1つを全力で勝っていく」と声を揃えており、まさにチーム一丸となって戦う毎日です。
マリーンズ戦は今季7勝5敗1分。対戦2連勝中で、その2試合とも松田宣浩選手が決勝打を放っています。その松田選手は8月の月間成績が打率.405、8本塁打、15打点をマークしており、月間MVPの有力候補になっています。さらに数字を上積みして確実なものにしたいところです。
また、マリーンズ戦では牧原大成選手が15打数6安打で打率.400と好相性。上林誠知選手が打率.345もさることながら5本塁打をマークしているのも注目ポイントで、柳田悠岐選手も.318、5本塁打を残しています。もちろん好調のグラシアル選手のバットにも期待大です。
初戦の先発は東浜巨投手。今季成績3勝5敗、防御率4.10ですが、現在自身2連勝中とここにきて本来の投球を取り戻してきました。
さらにどこまでも高く飛翔するホークス。一戦必勝の思いを変えることなく、目の前の一投一打に全力を尽くします。
2018年8月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)