いよいよシーズンも最終盤へ。25日(火)は京セラドームでバファローズと1試合を行い、27日(木)から逆転優勝に向けた大事な、大事な3連戦に臨みます。首位を行くライオンズとの天王山です。
15~17日の3連戦で悔しすぎる3連敗を喫しました。痛恨の極みでしたが、それでもホークスナインは常に前を向き、ファイティングポーズを崩すことなく戦っています。その後6連勝とまたも大型連勝を決めてライオンズに食らいついています。
ライオンズとの対戦成績は10勝11敗とほぼ互角。前々回対戦の8月24~26日にはホークスがカード3連勝を決めており、リベンジする力は十分に持ち合わせています。
チーム一丸となって戦う中、前回の大事な3連戦の途中でチームを離脱することになった柳田悠岐選手は特に熱い気持ちで臨むことになりそうです。工藤公康監督も「打線に厚みが出る。柳田くんを警戒すれば四球もあるし、甘いところに来れば長打や本塁打もある。そこからチャンスが拡がる」。前後をグラシアル選手とデスパイネ選手が固めるクリーンナップトリオの威力は決して獅子打線にも劣りません。投手陣もメットライフドームのマウンドへの対策も練りながら調整を進めます。2010年に、残り6試合で「3.5ゲーム差」をひっくり返して逆転優勝を決めたホークス。奇跡の再現をするのは、今です。
30日(日)はヤフオクドームに戻ってきてマリーンズ戦です。ここから本拠地でこのカードは10月3日(水)までの4連戦となります。また、30日には球団創設80周年記念および、2019年福岡移転30周年に向けた特別企画「王貞治球団会長・小久保裕紀氏スペシャルトークショー」を開催します。野球ファン必見の貴重な機会です。当日の試合前には、小久保氏によるセレモニアルピッチも実施されます。
試合予定日 | 対戦カード | 開始時間 | 先発予想 |
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9月25日(火) | バファローズ(京セラドーム) | 18:00 | 東浜投手 |
9月27日(木) | ライオンズ(メットライフ) | 18:00 | バンデンハーク投手 |
9月28日(金) | ライオンズ(メットライフ) | 18:00 | 千賀投手 |
9月29日(土) | ライオンズ(メットライフ) | 13:00 | ミランダ投手 |
9月30日(日) | マリーンズ(ヤフオクドーム) | 18:00 | 大竹投手 |
2018年9月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)