10月15日（月）、「2018　パーソル　クライマックスシリーズ　パ」ファーストステージの第3戦で、ホークスは5対2で勝利。今ステージ2勝1敗として、17日（水）から始まる「2018　パーソル　クライマックスシリーズ　パ」ファイナルステージへの進出を決めました。

ファーストステージは超短期決戦ということもあり、第1戦はかなりの緊張感の中でのプレーボールとなりました。1回表に先制点を奪われて嫌なムードになりましたが、すぐさま1回裏に幸運なヒットが立て続けに飛び出してノーアウト満塁とすると柳田悠岐選手が同点タイムリーをライトへ運びました。なおも満塁で続くデスパイネ選手が右翼スタンドで満塁ホームラン。相手の上沢投手から13球で5得点を奪う電光石火の攻撃で試合の主導権をがっちり握りました。中盤はリリーフした武田翔太投手が快投。最後まで流れを渡しませんでした。

第2戦は敗れましたが、「第1戦をとれば過去11度中10度進出（パ・リーグ）」のデータにも後押しされて、ホークスが見事に最初の壁を突破しました。

工藤公康監督も柳田選手会長も「チーム一丸、心を一つに」と声を揃えて、2年連続日本一に向かってホークスは結束力をがっちり固めています。

日本シリーズ進出をかけて争うファイナルステージは17日から全戦メットライフドームで行われ、今季パ・リーグ優勝のライオンズと対戦します。同ステージは4勝先勝で勝ち上がりとなり、ライオンズにはすでに1勝のアドバンテージがあります。

2018年10月15日掲載
田尻　耕太郎（スポーツライター）