2019/03/25 (月)
選手

【戦評】内川選手が本盗!走塁改革「奪Sh!」

3月24日(日)ホークス6-6カープ マツダスタジアム

 オープン戦の全日程が終了。この日のカープ戦は引き分け。ホークスは15試合を戦って9勝5敗1分で12球団全体2位の好成績で戦い終えた。ちなみにパ・リーグでは1位の成績だ。

 試合は2回に2点を先制した。1点を取ってなおも2スト一、三塁の場面では、今季掲げる「走塁改革」を形にした。一塁走者の松田宣浩選手が盗塁を仕掛けた。相手捕手が送球するのを見るや、三塁走者の内川聖一選手が猛然とスタート。見事に相手の隙をついてホームスチールを成功させたのだ。「人生初じゃないですかね」という本盗に内川選手も満足そうだった。また、4回には福田秀平選手がヒットエンドランを成功させてチャンスを拡げ、この回の3得点を呼び込んだ。

 先発投手の高橋礼投手は6回途中3失点と何とかゲームを作った。4回まではゼロを並べた。8回に登板した加治屋蓮投手は1回無失点3奪三振。開幕に向けてしっかり状態を上げてきた。

2019年3月25日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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